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2枚の画像から立体視用の画像を作成できる「ステレオフォトメーカー」v1.00

作成したアナグリフ画像などをHTML形式で保存することも可能

(03/03/31)

「ステレオフォトメーカー」v1.00
「ステレオフォトメーカー」v1.00
 
アナグリフ画像を作成
アナグリフ画像を作成
 2枚の画像を組み合わせて手軽に立体視用の画像を作成できる「ステレオフォトメーカー」v1.00が、26日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「ステレオフォトメーカー」は、任意の画像を2枚組み合わせるだけで手軽に立体視用の画像を作成できるソフト。同じ被写体を左右にずらして2つの視点から撮影した画像を組み合わせ、左側で撮影した画像は左眼、右側で撮影した画像を右眼で見ると立体的に見えるステレオ画像などを作成できる。本ソフトは、JPEG/BMP形式の画像の読み込みに対応しており、ステレオ画像のほか、赤青メガネ見た際に画像が立体に写るアナグリフ画像、左右から伸びる走査線が交錯しているインターレース画像を作成することも可能。操作は、最初から2枚の絵が横に並べられている画像や、1枚絵の画像を2枚左右に並べて開き、ツールバーから“ステレオ調整用表示”などのアイコンを押すだけ。立体視用の画像が作成されたあとは、ツールバーやオプションメニューから画像の配置などを調整することが可能だ。また、被写体が斜めに傾いている画像とまっすぐな画像を、被写体の位置が合致するように傾きを補正して重ねたり、左右に並べて表示した2つの画像を同時にトリミングすることもできる。

 なお作成した画像は、JPEG/BMP形式のほかにHTML形式や独自のDAS形式で保存することが可能。DAS形式で保存すると「ステレオフォトメーカー」のほかに、同作者が公開している「デジカメであそぼ 立体写真」などで画像を使用することができる。また、HTML形式で保存したファイルを「Java 2 Runtime Environment(JRE)」がインストールされているパソコンで開くと、“赤青アナグリフ”“カラーアナグリフ”といったボタンが表示され、それぞれの立体画像を本ソフトを使わずに閲覧することができる。友人に立体視用の画像を渡したいときは、HTML形式で保存しておくとよいだろう。

【著作権者】tomo 氏、むっちゃん 氏、相澤 隆 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(03/03/26)

□tomoのホームページ
http://www3.to/guntomo/

(小津 智幸)


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