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場所や時間が異なる2つの星空を表示するプラネタリウムソフト「FarSky-天球図」

同作者製の地図表示ソフト「FLand-Ale 日本世界地図」と連携する機能もある

（03/03/31）

「FarSky-天球図」v1.40

　観測する場所や時間が異なる2つの星空を並べて表示できるのが特長のプラネタリウムソフト「FarSky-天球図」v1.40が、24日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 2000/XPで動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはVB 6.0ランタイムが必要。

　「FarSky-天球図」は、地球上の任意の観測地・時間・方位の星空をデスクトップ上に表示するプラネタリウムソフト。観測する場所や時間が異なる2つの星空を横に並べて表示する機能が特長で、たとえば同じ観測地の夏と冬の星空を容易に比較することが可能だ。観測する場所の緯度や経度、日時はそれぞれの項目の右側にある上下の矢印ボタンを使って、星空を見上げる角度はマウスのドラッグ操作で自由に変更することができる。また、初期の設定では星座の名前や星座線が表示されるので、星座早見盤として利用するのもよいだろう。

　なお、同作者製の地図表示ソフト「FLand-Ale 日本世界地図」と連携する機能もあり、「FLand-Ale 日本世界地図」で表示している場所をリアルタイムに「FarSky-天球図」の観測地とすることも可能だ。ある場所から別の場所へ移動すると星空がどのように変化するのかを調べたいときなどに活用できそうだ。

【著作権者】茅沼 呼人　氏
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.40（03/03/24）

□From FLand - 日本地図-世界地図-地図ソフト
http://www02.so-net.ne.jp/~fland/
□窓の杜 - FLand-Ale 日本世界地図
http://www.forest.impress.co.jp/library/flandale.html

（竹元 克己）