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「NextTrain」の時刻表ファイルから不要な列車データを自動除去「TTMod」

TBL形式のデータを編集して特定の行き先の電車のみ表示させることが可能

（03/03/17）

「TTMod」v1.00

　「NextTrain」で利用するTBL形式の時刻表ファイルから不要な列車データを自動除去できるツール「TTMod」v1.00が、5日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000/XPでの動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「TTMod」は、電車の発車時刻をリアルタイムに表示できるソフト「NextTrain」で利用するTBL形式の時刻表ファイルから、不要な列車データを自動除去できるツール。TBL形式のデータを編集することにより、時刻表から特定方面の電車を削除したり、「NextTrain」上で“通勤快速”の表示を“通快”のように編集できる。たとえば、東京駅、高尾方面、中央線のTBLファイルを取得して「NextTrain」で表示すると、青梅駅終点や豊田駅終点といったすべての電車の時刻表が表示される。しかし高尾駅で電車を降りる人にとって、中間の豊田駅などが終点となる電車が表示されると、かえって時刻表が見にくくなってしまう。そんなときは、このソフトで特定の行き先の電車を時刻表から削除するとよいだろう。

　また、画面右の[差込ファイル登録]ボタンを押し、到着駅で乗り換えたい路線の時刻表を表示させるファイルを手軽に作成することも可能。そのほか、元ファイルを上書きしたときのためにデータ変換時にバックアップを行うことや、変換終了後にTBLファイルをメモ帳で開いて内容を確認することもできる。

【著作権者】ERAPY SYSTEM
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00（03/03/05）

□er@py Lab.
http://www10.plala.or.jp/erapy/
□窓の杜 - NextTrain for Windows
http://www.forest.impress.co.jp/library/nexttrain.html

（小津 智幸）