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リンク先サイトをGREP検索できるWeb巡回ソフト「Download & Search Bee」

ダウンロードしたファイルをデータベースとして再利用できるのが特長

(03/02/24)

ダウンロードとGREP検索を同時に行える
ダウンロードとGREP検索を同時に行える
 
あらかじめ用意されている条件を選択可能
あらかじめ用意されている条件を選択可能
 任意のサイトやリンク先サイトすべてに対してGREP検索する機能などを搭載した多機能なWeb巡回ソフト「Download & Search Bee」v1.11が、22日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するシェアウェアで価格は2,900円。現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。動作には「Java 2 Runtime Environment」v1.4以降が必要。なお、シェアウェア登録前には、1度にダウンロード可能なファイル数が500に制限される。

 「Download & Search Bee」は、任意のサイトやリンク先サイトに対してGREP検索を次々に行う機能などを備えたWeb自動巡回ソフト。単純にWeb巡回してファイルをダウンロードするだけではなく、正規表現を使ったGREP検索でマッチしたファイルのみをダウンロードしたり、ダウンロードしたファイルをデータベースとしてGREP検索したり被リンク数を解析できるのが特長。「Internet Explorer」や「Mozilla」、「Netscape」といったWebブラウザー上で任意のWebページを開いているとき、そのWebページが含まれるサイトやリンク先サイトなどのファイルを、さまざまな条件を指定して次々にダウンロードできる。ダウンロードするファイルを拡張子やファイルサイズなどで自由に制限をかけ、サイトと同じ階層構造で日付別フォルダに保存するのを基本とし、ダウンロード中やダウンロードが完了したファイルに対してGREP検索などを行い、マッチしたHTMLファイルや画像ファイルのリストを表示することが可能。

 たとえば、特定ジャンルの話題を扱った複数のWebサイトをダウンロードした後に、被リンク数を解析する機能を使えば、話題を人気順に並べてリスト表示することができる。また、“Google”でキーワード検索後に一覧表示されるWebページのリンク先をダウンロードし、さらに別のキーワードでGREP検索を行った結果をリスト表示するといった一連の動作を一度の操作で行うことも可能。なお、検索や解析の結果として表示されるリストをHTML/XML/CSV形式で出力することができるため、同作者製ソフト「ニュース・コレクター」で作成できるものとは異なるアプローチでニュース収集サイトを作成する際にも活用できそうだ。

【著作権者】クロノス・クラウン合資会社/柳井 政和 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 2,900円
【バージョン】1.11(03/02/22)

□クロノス・クラウン
http://crocro.com/
□Download & Search Bee(Windows95/98/Me/インターネット&通信)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se273706.html

(竹元 克己)


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