窓の杜Logo

.
Review NEWS

同じ形状の図形を連続で描けるレイヤー対応ペイントソフト「LitePaint」

毛筆や油絵といった多彩なブラシも利用可能

(03/02/19)

「LitePaint」v0.501
「LitePaint」v0.501
 ハートマークや星形などの図形を描けるレイヤー対応ペイントソフト「LitePaint」v0.501が、10日に公開された。Windows 95/98/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「LitePaint」は、毛筆や油絵といった多彩なブラシを使って線を描いたり、ハートマークや星形などの図形を描けるレイヤー対応ペイントソフト。毛筆や油絵、エアブラシなどといった画材風のものから、すでに描かれている線をぼかしたり、指でこすって伸ばしたり、彩度や透明度を増減することができる特殊なものまで、さまざまな形状と性質をもったブラシを使用することが可能。また、ハートマークや星形などを描く機能を使うには、まずドラッグ操作で図形の大きさを範囲選択で指定する。すると、ドラッグ操作の始点と終点を対角にする四角形の枠が表示され、その四角形の内部にハートマークなどの図形が仮描画される。あとは右クリックメニューから[描画]メニューを選択するだけで、実際に図形を描くことができる。さらに、四角形の枠上などに表示された、図形の大きさや角度の基準となる点“制御点”をドラッグ&ドロップするだけで、仮描画中の図形を変形させたり回転することができる。なお、右クリックメニューから[描画後削除]メニューのチェックをはずしておけば、図形を描いた後でも制御点が消えなくなるので、たとえば同じ形状の図形を少しずつ角度を変更して描画すれば、花びら模様などを簡単に表現できるだろう。

 また、画像を何層も重ねることができるレイヤー機能では、演算、スクリーン、オーバーレイ、ハードライトなど20種類以上の合成方法を選択できる。画像に特殊効果を施すフィルター機能では、モザイクや色相変換、ガンマ修正、ドロップシャドウなどを選択できるほか、雪や炎の模様を描くこともできる。さらに、定規機能を使えば、任意の2点間の距離や、3点間の角度を数値で画像に記入することも可能。なお、標準状態でBMP/JPEG/PNG形式の画像の読み込みと保存に対応し、Susieプラグインを導入すれば読み込み形式を追加することも可能。また、「LitePaint」の独自形式であるLLB形式を使用すればレイヤー情報も保存できる。

【著作権者】りげる 氏
【対応OS】Windows 95/98/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.501(03/02/10)

□Abstract Instance
http://homepage2.nifty.com/ais/

(竹元 克己)


トップページへ
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで