.

Review NEWS

一頭身の小鳥風キャラを操って島で生活できる3Dチャット「mongocco!」v1.00b

さまざまなアクションやジェスチャー、遊び場などが用意されている

（03/02/04）

等身大のチェスやリバーシも遊べる

ベンチに腰掛けて語らうことも可能

　一頭身の小鳥風キャラを操って諸島での生活を楽しむことができる3Dチャットソフト「mongocco!」v1.00bが、1月30日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は1,980円。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、シェアウェア登録前には、入手したアイテムや“どんぐり”が保存されないほか、利用できる島の種類が少ないなどの試用制限がある。

　「mongocco!」は、一頭身の小鳥風キャラ“もんごっこ”を操って仮想世界“もんご諸島”での生活を楽しめる3Dチャットソフト。樹木が生い茂る緑豊かな島や謎の遺跡が存在する島など、20種類の個性的な島が“もんご諸島”には点在しており、自分を含めた誰かが島のオーナーとなって開設したサーバーに、クライアントとして接続することで、ユーザーの分身である“もんごっこ”がその島に降り立つ。“もんごっこ”を操作し、跳ねたり走ったり泳いで島を探検したり、パンチやキックで毒グモと格闘したり、ベンチに腰掛けて休憩できるほか、お辞儀や胸を張るなどのジェスチャーで態度を示したり、任意の感嘆符や文字列を吹き出し表示するテキストチャットなどで、同じ島にいる他のユーザーとのコミュニケーションを楽しむことができる。

　“もんごっこ”が島で採取できるフルーツや貝殻などは、“もんごっこ”に食べさせて空腹を満たすだけではなく、店の店員に売って貨幣の“どんぐり”を入手することも可能。毒グモとの戦いで毒を受けたときには“解毒薬”を購入し、リバーシを行いたいときには“白黒の円盤”を大量に購入するとよいだろう。また、島に最初から設置されたオブジェ、たとえば巨大なチェス盤上で等身大のチェスの駒を持ち上げて移動することでチェスの対戦を行ったり、山あり谷ありの天然アスレチック場で徒競走などを行ったり、土台だけが残る町並みの遺跡を利用してフリーマーケットを開催することなどが可能。

　さらに、“もんごっこ”がアイテムの上に乗れる特性を利用し、どんぐりの固まりで浮きを作って離れ小島へ飛び石のような橋を架けることもできる。そのほか、満腹で元気があるときに体当たりすると他のユーザーが操作する“もんごっこ”を突き飛ばせることを利用し、相撲や鬼ごっこを行うなど、ユーザーの自由な発想でさまざまな遊びを体験できるのが「mongocco!」の最大の魅力と言っても過言ではないだろう。

【著作権者】iceGear
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 1,980円
【バージョン】1.00b（03/01/30）

□mongocco!
http://www.mongocco.net/

（竹元 克己）