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レジストリキーを複数指定して1つのファイルにバックアップできる「PickBack」

異なる階層のレジストリキーでも任意に選択して1つのREG形式ファイルに保存

（03/01/31）

「PickBack」v0.95

　レジストリキーを複数指定して1つのファイルにバックアップできるソフト「PickBack」v0.95が、22日に公開された。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「PickBack」は、複数指定したレジストリキーを1つのREG形式ファイルに保存できるソフト。Windows標準の「レジストリエディタ」で指定したキーをバックアップするには、ツリー形式で表示されるレジストリキーの階層項目ごとを1つのファイルに保存するしかないが、本ソフトは階層が異なるキーでも任意に複数選択し、1つのファイルにバックアップすることが可能だ。起動すると「レジストリエディタ」と同様に左側にレジストリキーがツリー形式で表示され、バックアップしたいキーを選択して“追加”ボタンを押すと、右側の“バックアップ対象キー”欄に一覧で表示される。“オプション”であらかじめ保存するファイル名を指定しておき、“REG書き出し”ボタンを押すと指定したレジストリキーのデータが1つのファイルに保存される。バックアップしたファイルを復元するには、REGファイルをエクスプローラなどからダブルクリックするか、「レジストリエディタ」から保存したファイルを読み込むことによって可能。なお、“REG書き出し”ボタンを押すとバックアップが即時実行され、同名ファイルの上書き確認などはないので、前回のバックアップファイルを保存したい場合は、前もって移動やリネームをしておく必要がある。また、本ソフト自体にはレジストリを編集する機能はないが、「レジストリエディタ」などのようにレジストリを直接操作できるツールを使用する場合は十分に注意しよう。

【著作権者】IGJ-HMC　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.95（03/01/22）

□IGJ-HMCのページ
http://www5.plala.or.jp/igjhmc/

（大場 亮）