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複数のテキストファイルをまとめてHTMLファイルに変換できるソフト「Papyrus」

前後ページへのリンクボタンや階層分けした目次リンクも同時に自動生成

(03/01/24)

「Papyrus」v1.0
「Papyrus」v1.0
 
出力されたWebページ
出力されたWebページ
 複数のテキストファイルをまとめてHTMLファイルに変換できるソフト「Papyrus」v1.0が、20日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows XPで動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお動作には、VB 6.0ランタイムが必要。

 「Papyrus」は、複数のテキストファイルを同じ体裁のHTMLファイルに一括変換できるソフト。あらかじめ用意されたテンプレートにテキストファイルの内容を流し込んでHTMLファイルを生成する仕組み。元となるテキストファイルが格納されたフォルダとHTMLファイル出力するフォルダ、使用するテンプレートをそれぞれ指定して、[出力]ボタンを押すだけでテキストファイルがHTMLに変換されて出力される。テンプレートは標準で13種類用意されているが、ユーザーが独自に作成することも可能。テンプレートでは通常のHTMLファイルに、テキストファイルの内容やタイトルなどを挿入する位置を独自の変数を使って記述しておけばよいので、背景やスタイルなどをあらかじめ作成しておくといいだろう。本文となるテキストファイルの内容には、改行場所に<BR>タグが挿入されるだけだが、フォントの種類やサイズ、色などをプルダウンメニューから指定すると、本文全てを対象に<FONT>タグを付けて変換することもできる。

 また、前後のページにリンクするボタンも自動で生成されるほか、指定したページへダイレクトにリンクする目次を挿入することも可能。この目次は仮想フォルダを作って1段階のみ階層を作ることもできるので、ページの内容や種類ごとにグループ分けするのもいいだろう。このように、大量のテキストファイルをある程度見栄えよく、かつ手軽にHTMLに変換できるツールとして有効だ。

【著作権者】工藤 竜児 氏
【対応OS】(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(03/01/20)

□OMEGA POINT Entrace
http://homepage1.nifty.com/OMEGAPOINT/

(大場 亮)


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