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キーを押すだけでキャプチャー画面の印刷やファイル保存ができる「HardCopy」

コマンドラインで起動オプションを指定することで常駐せずに実行することも可能

(03/01/14)

「HardCopy」v5.00
「HardCopy」v5.00
 キーを押すだけでキャプチャー画面の印刷やファイル保存ができるソフト「HardCopy」v5.00が、12月31日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「HardCopy」は、[PrintScreen]キーを押すだけでキャプチャーした画面を印刷したり、BMPファイルに連続保存ができるタスクトレイ常駐型ソフト。通常、[PrintScreen]キーを押すとデスクトップの状態をキャプチャーしてクリップボードに保存するだけだが、本ソフトの起動中であれば[PrintScreen]キーを押すだけで、デスクトップの状態を印刷することができる。アクティブウィンドウのみを選択したい場合は、[Alt]キーを同時に押せばよい。設定画面では、印刷する際の余白や倍率、用紙の向きなども指定でき、ヘッダーの指定や現在の日時を挿入することも可能。また、[Shift]キーを組み合わせることによって、印刷はせずにキャプチャー画像をBMPファイルに保存することもできる。その際、設定画面から保存するフォルダを指定しておくと連番でファイル名が割り当てられて自動的に保存されるので、連続してキャプチャーと保存を行える。256色や16色に減色して保存する設定も可能。さらに、あらかじめ起動オプションを指定したショートカットアイコンを作成しておけば、それを実行するだけで印刷やファイルに保存することもできる。処理が実行されると本ソフトは終了するので、ソフトを常駐させずにすむのがうれしい。キー操作でもコマンドライン操作でも行えるので、画面キャプチャーを大量に保存したい場合やときどき印刷したい場合など、様々なニーズに対応できるだろう。

 また、[PrintScreen]キーは[F12]キーに割り当てることもできるので、ノートPCなどのように[PrintScreen]キーを押す際に[Fn]キーも一緒に押す必要がある場合などに便利だ。さらに、ジョーク的な機能として、タスクトレイアイコンをダブルクリックすることで、あらかじめ用意されているデスクトップ全体の画像を瞬時に表示させることもできる。俗に言う“ボスが来た機能”で、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから“緊急画面記憶”をクリックすると現在の画面全体のキャプチャー画像が保存され、緊急時に表示させる画像を作成できる。他人に見られたくない作業をしているときなどに使ってみてはいかが。

【著作権者】Kazuasa 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】5.00(02/12/31)

□Kazuasa's HomePage
http://www3.plala.or.jp/kazuasa/

(大場 亮)


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