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登録した単音や和音をMIDIキーボードで入力してソフトを起動する「Catherine」

MIDIキーボードからの入力をホットキーとして利用できるランチャー

（02/12/12）

「Catherine」v1.00

　あらかじめ登録した単音・和音をMIDIキーボードで入力してソフトを起動できるランチャー「Catherine」v1.00が、6日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にて試用したところWindows 2000で動作することを確認した。なお、動作にはVB 6.0ランタイムが必要。

　「Catherine」は、ソフトごとにあらかじめ登録しておいた単音・和音をMIDIキーボードで入力し、ソフトを起動できるランチャー。初回起動時に現れる設定画面で、まず起動したいソフトや開きたいファイル・フォルダを登録する。次に起動に用いるMIDIキーボードのキーを、画面中央に表示されている白鍵7個と黒鍵5個の1オクターブ分の鍵盤から、1つもしくは複数組み合わせて指定しよう。あとは[OK]ボタンを押せばタスクトレイに常駐し、MIDIキーボードからのキー入力をランチャーのホットキーとして使用できる。オクターブの違いは認識せず、音名さえ一致していればよいのでどんなオクターブの幅をもつMIDIキーボードでも利用可能だ。シーケンサーソフトなどでMIDIキーボードを使う場合は、タスクトレイアイコンをクリックすればランチャー機能を無効にできる。

　ランチャーとして利用する際にMIDIキーボードで入力した音を好きな楽器の音色で鳴らすことができるほか、同じキーを使う単音・和音に2つ以上のソフトを登録して、複数のソフトを一度に起動するといった操作も可能。たとえば「ドミソ」にWebブラウザーを、「ドミソシ」にメールソフトを割り当てた場合、「ドミソシ」と入力するとWebブラウザーとメールソフトが起動する。MIDIキーボードの方がPCのキーボードより手近にある人は「Catherine」を使ってみてはいかがだろう。

【著作権者】西 佳祐　氏
【対応OS】（編集部にてWindows 2000で動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00（02/12/06）

□ペ　ン　ギ　ン　ラ　ボ　
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（石川 敬峰）