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最古の電子楽器“テルミン”風に直感的な操作方法でMIDIを演奏「テルミソ」

マウスカーソルを上下左右に移動させるだけで音程や音量が変化する

（02/12/02）

「テルミソ」v1.00

　電磁場の変化で音を発生させる最古の電子楽器“テルミン”風に直感的な操作方法だけでMIDIが演奏できるソフト「テルミソ」v1.00が、11月23日に公開された。Windowsに対応するシェアウェアで、編集部にてWindows 2000/XPで動作することを確認した。なお、同ソフト単体でシェアウェア登録するのではなく、同作者製のソフト「MIDI Espressivo」のシェアウェア料金2,300円を支払って登録を行い、登録後は「テルミソ」で演奏したデータは1度しかMIDIファイルに保存できない、という試用制限も同時に解除される。

　「テルミソ」は、最古の電子楽器“テルミン”風の直感的な操作方法で不思議な音を奏でることができるMIDI演奏ソフト。“テルミン”という電子楽器では、アンテナに指を近づけたり遠ざけることで音程や音量をコントロールできるが、本ソフトでは格子状のマスが描かれたエリア内でマウスカーソルを上下左右に移動させるだけで、“テルミン”のように不思議な演奏を行うことが可能となっている。エリア内の上下で音程を、左右で音量を調整することができ、マウスカーソルの位置が上になるほど音程が高くなり、左端または右端に近づくほど音量が小さくなる仕組み。また、MIDI音源を使用しているため、楽器音を変更したり、演奏した曲データをMIDIファイルに保存することなども可能。

　なお、マウスカーソルをクルクル回転させているだけでも、UFOが飛来した際に鳴るような音を表現することが容易だ。“Easy Mode”のチェックボックスにチェックを入れれば、音程の変化を半音単位に変更することができるので、標準の半音単位より細かい音程の変化よりは、狙い通りの音を鳴らせるかも知れない。“テルミン”の不思議な演奏感覚を味わいたい人は、“テルミン”ならぬ「テルミソ」を使って音を奏でてみよう。

【著作権者】Ｍａｇ．　氏
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作確認）
【ソフト種別】シェアウェア（同作者製でシェアウェア2,300円「MIDI Espressivo」と共通）
【バージョン】1.00（02/11/23）

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（竹元 克己）