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分かりやすい操作性でHTML出力も簡単にできる日記ソフト「てるてる日記帳」

メニューから選択するだけで、縮小画像や拡大表示へのリンクまで自動生成

（02/11/29）

「てるてる日記帳」v1.0

“ビューアモード”

自動生成されたHTMLファイル

　分かりやすい操作性でHTML出力も簡単にできる日記ソフト「てるてる日記帳」v1.0が、16日に公開された。Windows 98/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は1,200円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「てるてる日記帳」は、シンプルなユーザーインターフェイスながら操作が分かりやすい2ペイン構成の日記ソフト。1カ月分のカレンダーに記入済みの日記タイトルが並んだ左ペインから任意の日付をクリックすると、右ペインのエディター部分でその日の日記を作成・編集できる。右ペイン上部にタイトル入力欄と天気などのマークを選択できるエリアがあり、その下に本文を入力する。基本的にはテキストエディターだが、あらかじめフォントの種類や大きさ、色などの組み合わせを4種類まで定義しておき、文字列を範囲選択して右クリックメニューから変更することも可能。さらに、表情やハートマークなど文字とほぼ同サイズの画像があらかじめ用意されており、携帯メールの絵文字のような感覚で文中に挿入することができる。また、1日10枚までの画像ファイルを貼り付けることも可能で、エディター部分の右側に貼り付けた写真が縦に並んで縮小表示される。画像ごとにコメント文を入力することもでき、アルバムや絵日記風な構成にするのもいいだろう。その写真をダブルクリックすると画像ビューワーが起動し別ウィンドウで拡大表示することが可能だ。

　過去の日記を参照するに便利なのが“ビューアモード”という機能だ。指定した日数分の日記を、Web掲示板風に見やすいよう自動整形し、新着順に1ページ内に表示することが可能。強調表示した文字列や絵文字風の画像もそのまま反映される。指定した年数分の同じ日だけを同様に一覧で表示することもできる。記念日などを指定すれば、毎年その日をどんな風に過ごしていたか振り返ることができておもしろい。さらに、“ビューアモード”で表示されている複数分の日記をそのイメージのままHTMLファイルに保存することも可能。[ファイル]メニューから“HTMLエクスポート”を選択するだけで簡単にHTMLファイルを出力でき、縮小画像や拡大画像へのリンクまで自動生成される。日々の入力からHTMLの作成まで、分かりやすいユーザーインターフェイスで、細かい設定などの手間が必要ないので、今まで三日坊主で終わっていた人でも使えそうだ。なお、試用期間中は1カ月に7日分の日記しか入力できないという制限がある。

【著作権者】ATOnline
【対応OS】Windows 98/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 1,200円
【バージョン】1.0（02/11/16）

□ATOnline
http://hp.vector.co.jp/authors/VA020534/

（大場 亮）