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Office/一太郎/Acrobatや各種メールソフトのデータを全文検索「サーチクロス」

検索対象のすべてのデータを周期的にインデックス化する仕組み

(02/11/14)

「サーチクロス」v1.01A
「サーチクロス」v1.01A
 (株)ビレッジセンターは13日、「Microsoft Office」、「一太郎」、「Adobe Acrobat」ファイルや各種メールソフトのデータを全文検索できるソフト「サーチクロス」のv1.01Aをリリースした。購入前に30日間試用できる4,800円のシェアウェアとして販売されているほか、標準価格が5,900円のパッケージ版が店頭販売されている。シェアウェア版は、現在同社Webサイトからダウンロードできる。なお、対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPだが、検索対象にする形式のファイルを作成したり閲覧するアプリケーションが別途必要。

 「サーチクロス」は、「Microsoft Office」、「一太郎」、「Adobe Acrobat」ファイルや各種メールソフトのデータを、Windows標準の検索機能と同様の簡単操作で全文検索できるソフト。あらかじめ検索対象のすべてのデータを周期的にインデックス化しておくことで、目的のキーワードが含まれるファイルやメールログを高速に見つけ出せるのが特長。検索対象がファイルの場合はフォルダを、メールログの場合はメールソフトをプルダウンメニューで選択して[検索]ボタンを押すだけで、検索結果の一覧をウィンドウ右上側にリスト表示することが可能。また、リスト上の任意のデータをクリックすればデータの内容を右下側にプレビュー表示し、ダブルクリックすれば関連付けされているアプリケーションで開くことができる。さらに検索対象がメールログなら、普段使用しているメールソフトで返信メールを書いたり、スレッドが続くように関連している一連のメールを抽出して表示するといったことも可能だ。

 なお、標準状態で「AL-Mail32」、「Becky! Internet Mail」v1/2、「Eudora」、「Netscape Messenger」v4、「Outlook」、「Outlook Express」、「PostPet」v2.0、「WeMail32」、「WZ MAIL」v4.0、「鶴亀メール」、「電信八号」といったメールソフトに対応しているが、INIファイルを編集すれば他のメールソフトのメールログを検索できる可能性があるとのこと。「サーチクロス」を使えば、複数のメールソフトに蓄積されたメールログを1つのウィンドウだけで閲覧できるうえに、過去に使っていた別のメールソフトのメールログを検索した直後に、現在使っているメールソフトで返信するといったこともできるので便利だ。

【著作権者】(株)ビレッジセンター
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 4,800円(パッケージ版は5,900円)
【バージョン】1.01A(02/11/13)

□ビレッジセンター
http://www.villagecenter.co.jp/

(竹元 克己)


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