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独自の弾幕用言語で敵や敵弾のパターンを追加できるシューティング「Noiz2sa」

弾幕を自分で作成して苦手な種類の弾避けを特訓することができる

(02/11/14)

「Noiz2sa」v0.31
「Noiz2sa」v0.31
 独自の弾幕用言語で敵機や敵弾のパターンを追加できる縦スクロール型シューティングゲーム「Noiz2sa」v0.31が、9日に公開された。Windows 98/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Noiz2sa」は、敵機や敵弾のパターンを追加できる縦スクロール型シューティングゲーム。作者独自の弾幕用言語“BulletML”で記述されたXMLファイルで敵機や敵弾のパターンが定義されており、同作者のホームページで公開しているサンプルや仕様書を参考にXMLファイルを作成・編集すれば、新しい敵機や敵弾を登場させることができる。もちろん、標準でも様々なパターンが用意されており、自機に接近しつつ6発の弾を連射する小型のザコ敵や、ゆっくりと下方に移動しながら四方八方に広がる渦巻状の弾幕を撃つ中型機、移動しないが膨大な弾を発射し続ける大型のボスなどが登場し、多彩な弾幕の複合攻撃を仕掛けてくる。自機の武器は前方に直進する通常弾のみだが、ボタンの押しっ放しでオート連射が可能。敵本体の周囲を回転する小さな四角は敵の耐久度を示しており、弾を当てるごとに1つずつ消滅し、最後に弾を命中させると敵機は爆発する。自機の当たり判定は小さいので、一見かわせなさそうな激しい弾幕もすり抜けることが可能だ。自機は敵機に触れても平気だが敵弾に当たると爆発して機数が1つ減り、機数がゼロのときに被弾してしまうとゲームオーバーとなる。

 また、敵機を破壊するとボーナスアイテムが出現し、さらに、敵機の爆発に巻き込まれた敵弾がボーナスアイテムに変化する。そのため、普通は自機が弾幕に囲まれればピンチのはずだが、うまく立ち回れば逆に高得点のチャンスとなるだろう。そのほか、全10面の中から好きな面だけを選んで遊ぶモードと、ゲームオーバーになるまで敵機やボスとの戦いを繰り返すエンドレスモードをプレイできる。初心者は1面、2面とやさしい順に攻略してみよう。慣れてきたら極力ボーナスアイテムを逃さないようにして、ハイスコアを狙うのもよし。上級者ならば自分の苦手な種類の弾避けを特訓するため、難易度の高い弾幕を自分で作成してみるのもよい。このように、プレイヤーの腕にあわせて楽しむことができるだろう。

【著作権者】長 健太(ABA."Saba") 氏
【対応OS】Windows 98/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.31(02/11/09)

□ABA Games
http://www.asahi-net.or.jp/~cs8k-cyu/

(石川 敬峰)


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