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1つのデータから見積書や領収書などの帳票を印刷できるソフト「三森 支太郎」

複数の取引データを集計して合算の請求書を作成することも可能

（02/11/13）

「三森 支太郎」v5.05

JPEG形式に保存した帳票データ

　1つの取引データから見積書や領収書などの様々な帳票を印刷できるソフト「三森 支太郎」v5.05が、11日に公開された。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「三森 支太郎」は、1つの取引ごとに取引先や内容、金額などのデータを保存して、そのデータから見積書や納品書、請求書、領収書などをそれぞれの帳票のフォーマットで印刷できるソフト。自社や顧客の住所や電話番号といった一般的なデータはあらかじめ登録しておくことが可能。帳票を作成するにはまず、起動画面の[宛名情報]タブで顧客のデータを読み込み、[内容入力]タブで品名や数量、単価などの取引内容を入力して保存する。保存した取引データは随時読み込むことが可能で、ツールバーにある[見積書]、[納品書]、[請求明細書]、[合計請求書]の4つのボタンを押すだけでそれぞれの帳票のフォーマットで印刷することができる。このほかにも、見積依頼書、物品受領書、注文書、発注書、領収証などを印刷することが可能。さらに、複数の複数の取引データを集計して、合計のデータを作成できるため、合算で請求書を発行する場合などに便利だ。表計算ソフトで帳票の種類ごとに1つ1つ作成するのに比べれば、同じデータをいちいち入力する手間も省け、入力ミスも防げる。

　いつも入力する品名や単価などのデータをあらかじめ登録しておけば、内容入力欄で[Ctrl]押しながら右クリックすると、登録されたデータがメニューに一覧表示され、そこから選択するだけで単価や単位などを自動的に入力できる。入力した内容は雛形として登録することも可能で、同じ内容で取引が多い場合などに便利だ。また、税別・税込の表記を選択したり、パーセント単位で値引きの計算もできる。さらに、帳票を郵送するための封筒の宛名も印刷できるほか、印刷イメージをJPEG形式に保存することもできるので、メールに添付して送ることも可能だ。

【著作権者】（株）オーエムエス 坂本 清喜　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】5.05（02/11/11）

□（株）オー・エム・エス
http://homepage1.nifty.com/oms/

（大場 亮）