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左ペインから複数のサイトで検索できるタブ切替型Webブラウザー「NilBrowser」

3ペインをそれぞれタブで切り替えて検索の実行や情報の表示などが行える

（02/10/22）

「NilBrowser」v1.0.2.5

　左ペインから複数の検索サイトで文字列を一度に検索できるタブ切替型Webブラウザー「NilBrowser」v1.0.2.5が、16日に公開された。Windows 2000に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「NilBrowser」は左ペインから複数の検索サイトで文字列を検索でき、結果をサイトごとに1つずつのタブで表示するタブ切替型Webブラウザー。起動すると、Webページを表示するペインを含めた3ペイン構成に見えるが、左側と下側に表示される“Favoriteウィンドウ”と“Documentウィンドウ”はドラッグ＆ドロップで位置を自由に変えられるほか、ウィンドウの外側にドラッグして別ウィンドウとして表示させることもできる。左側の“Favoriteウィンドウ”には8つのタブがあり、お気に入りや履歴を表示するタブのほか、様々な検索サイトへ素早くアクセスできるタブが用意されている。“通常検索”タブには“Google”“インフォシーク”“Yahoo! JAPAN”“Lycos Japan”“goo”“エキサイト”の6つのロゴマークが並び、それぞれにチェックボックスがついている。文字列入力ボックスに検索したい文字列を入力し、検索するサイトを選択して“検索”ボタンを押すと、選択したサイトで同時に検索を実行し、その検索結果を1つのサイトにつき1つのタブで表示する。いろいろなサイトで結果を見比べたいときに便利だ。ほかにも、“エキサイト”や“インフォシーク”での翻訳や“MapFan Web”での地図検索、“Vector”や窓の杜でのオンラインソフトの検索などを行うことが可能だ。

　また、“Documentウィンドウ”では現在開いているWebページのタイトルやURL、IPアドレスなどの情報を表示するほか、すでに閉じてしまったページの履歴一覧や表示中のページのリンク一覧を表示することもできる。Webページ中の文字列を範囲選択し、右クリックメニューから直接検索サイトを指定して検索することも可能。クリップボードを監視して、URLがコピーされると自動的にそのWebページを表示する機能もある。さらに、ActiveXやJavaのON/OFFをページごとにメニューから選択して切り替えることもできる。

【著作権者】PicoBrain　氏
【対応OS】Windows 2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.2.5（02/10/16）

□picoo's Homepage
http://isweb41.infoseek.co.jp/computer/picoo/

（大場 亮）