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壁紙変更や設定切替が手軽にできる多機能壁紙チェンジャー「Fast Change !!」

セピアやエンボスなどのフィルター加工や、圧縮ファイル内の画像も表示できる

（02/10/17）

「Fast Change !!」v1.2

　壁紙変更や設定切替が手軽にできる多機能壁紙チェンジャー「Fast Change !!」v1.2が、10日に公開された。Windows 98/2000に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Fast Change !!」は、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから壁紙変更や設定切替などの操作を手軽に行えるタスクトレイ常駐型の壁紙チェンジャー。対応する画像はBMP/JPEG/PNG/MAG形式で、Susieプラグインを使用することでGIF/TIFF形式にも対応する。初回起動時には“フォルダ設定”画面が表示されるので、まずは壁紙にしたい画像ファイルが格納されたフォルダを指定する。ここで画像フォルダを複数指定しておけば、タスクトレイアイコンの右クリックメニューからフォルダを簡単に切り替えることができる。指定フォルダ内のサブフォルダや圧縮ファイル内の画像も扱えるが、圧縮ファイルを扱う場合にはそれぞれの形式に対応したDLLがインストールされている必要がある。壁紙の表示方法は、画像ファイルをそのまま表示するのはもちろん、モノクロやセピア、エンボスといったフィルターで画像を加工して表示でき、この場合は個々の画像に個々のフィルターを設定したり、すべての画像に対してランダムなフィルターを設定することもできる。また、壁紙画像の配置も、並べたり実際の画像サイズで表示するなど個別に指定可能だ。

　壁紙変更のタイミングは、指定した時刻や間隔時間のほか、1時間ごとの時報で切り替えることもでき、これらの設定はタスクトレイアイコンの右クリックメニューから随時変更することができる。また、タスクトレイアイコンをクリックして時間指定に関係なく手動で壁紙を変更することもでき、ダブルクリックで壁紙をはがすことも可能なため、プレゼンテーションなどを行うときなどに便利だ。壁紙の手動変更やはがすといった操作はキーボードショートカットを設定することも可能。さらにユニークな機能として、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから指定したフォルダ内の画像ファイル名一覧やプレビュー画面を表示することもできる。変更したい画像を事前に確認できるのがありがたい。

　ほかにも、タスクトレイアイコンの右クリックメニューからスクリーンセーバーの制御も可能で、実行や一時停止のほか、起動時間を変更したり、複数のスクリーンセーバーをランダムに実行することもできる。なお、起動オプションに“-c”をつけると非常駐モードで起動し、壁紙変更だけ行って終了するので、スタートアップに登録してPCの起動時のみに変更したい場合などにも有効だ。

【著作権者】Orpheus　氏
【対応OS】Windows 98/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.2（02/10/10）

□temporary directory
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/2184/

（大場 亮）