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アウトライン機能付きでSDI形式のタブ型テキストエディター「EdLeaf」v1.00

柔軟性の高い“しおり”を挟みながら複数のファイルを編集できる

(02/09/26)

「EdLeaf」v1.00
「EdLeaf」v1.00
 “しおり”のようにジャンプできるマーク機能やアウトライン機能などを搭載したSDI形式のタブ型テキストエディター「EdLeaf」v1.00が、25日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は3,500円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「EdLeaf」は、SDI形式のタブ型テキストエディター。タブ型だが1つのウィンドウ内でファイルの表示を切り替える方式ではなく、複数のテキストファイルをそれぞれ独立したウィンドウで開き、エディター部分の上側にあるファイル名の書かれたタブをクリックすると、タブに対応したウィンドウを最前面に表示する。また、任意の文字列、行、ウィンドウといった3種類の単位でマーキングしておけば、それぞれ[F3][F2][F6]キーを押すことで、マーキングした位置やウィンドウにキャレットやフォーカスを素早く移動することが可能。さらに、[設定]-[書式設定]メニューを選択後に[全般]タブを開き、章や段落の開始行などを見出しとして自動抽出する“アウトライン機能”を有効にすれば、エディター部分の左側に見出し一覧が表示されるようになり、一覧内の見出しをクリックするだけで、キャレット位置を見出し部分に移動できる。マーク機能とアウトライン機能を活用すれば、柔軟性の高い“しおり”を挟みながら複数のテキストファイルを編集できるので作業効率がアップするはずだ。

 [設定]-[共通設定]メニューから開くダイアログで[ファイル]タブを選択すれば、編集中のテキストファイルを指定した秒間隔で自動的に保存したり、世代管理でバックアップしたり、保存時に別の親フォルダに同じフォルダ構造で保存する機能を有効にできる。“ブロックキーワード機能”を使用することで、任意のキーワードに囲まれた文字列の色を変更でき、たとえば丸括弧で囲まれた文字列を色分け表示することが可能。また、バイナリーファイルを16進数表記で表示したバイナリー編集にも対応している。さらに、一般的なテキストエディターとしての機能はもちろん網羅されているので、幅広い用途で利用できるだろう。

【著作権者】宮崎 年之 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 3,500円
【バージョン】1.00(02/09/25)

□Edcom Home Page
http://www.edcom.jp/

(竹元 克己)

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