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日々発生するToDoやメモなどを階層構造で効率よく管理するソフト「TaskPrize」

ToDoリストの進捗管理や定型文書の作成・保管など、様々な用途に対応

（02/09/12）

TaskPrize」r.2.5.2

　日々発生するToDoやメモなどを階層構造で効率よく管理できるソフト「TaskPrize」r.2.5.2が、8日に公開された。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応するシェアウェアで、価格は3,000円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「TaskPrize」は、日々発生する仕事やToDo、アイデア、メモなどを階層構造で効率よく管理できるソフト。基本画面は3ペイン構成になっており、左ペインにはToDoやメモを種類などで分類したフォルダが階層構造で表示され、右上ペインにはフォルダ内にあるToDoやメモなどの項目がリスト表示される。右下ペインはそれぞれの項目の詳細情報やコメントを書き込むエディター部分となる。右上ペインに表示される項目の行頭にはそれぞれチェックボックスが付いており、それをクリックする回数で進捗状況を変更することができる。

　さらに右上ペインは“標準”、“未着手”、“着手中”、“完了”の4つのタブで画面を切り替えられ、項目の進捗が変更されると自動的にそれぞれ振り分けられる。簡単に進捗を記録でき、一目で状況を把握できて便利だ。個々の項目には重要度やアラームを設定することもできる。右下ペインは、通常のテキストエディターとして利用できるほか、項目に関連するファイルやURLにリンクを張ることもできる。リンクをダブルクリックすると、関連づけられたアプリケーションから開くことが可能。例えば、ミーティングの予定項目を作成し、スケジュールや議事内容を右下ペインに記述しておき、必要な資料ファイルをリンクしておく、といったようにひとつの仕事に必要なものをすべて取り込むことができる。

　検索機能も充実しており、項目名や日時はもちろん進捗度や重要度などから行えるため、情報が膨大に増え続けても様々な角度から探し当てることができる。また、エディター部分には同作者が開発した「K2Editor」が内蔵されているほか、ユーザーが作成した、「Becky!」や「EdMax」からメール本文を取り込むプラグインソフトなども作者ページで紹介されている。予定や定型文書などを時系列や目的別で整理したり、とりあえず思いついたアイデアやメモどんどん放り込んでテキストデータベースとして利用したり、さらには、アウトラインプロセッサー機能をもつテキストエディターとして活用することもでき、ユーザーの様々な要望に応えてくれるだろう。

【著作権者】K2　氏
【対応OS】Windows 95/98/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 3,000 円
【バージョン】r.2.5.2（02/09/08）

□K2 Software's Page
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/koyabu/

（大場 亮）