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マイクロソフト、証明書確認に関する脆弱性の98/2000用修正プログラムを公開

修正プログラムを適用した際の不具合も公表されている

(02/09/12)

 マイクロソフト(株)は、デジタル証明書の確認機構に関する脆弱性の修正プログラムとして、これまで公開されていたWindows NT 4.0/XP対応版に加え、Windows 98/Me対応版を6日に、Windows 2000対応版を11日に新たに公開した。現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 なお、この修正プログラムを適用した際の不具合として、マイクロソフトが所有する特定のデジタル証明書を無効なものと判断してしまうという警告文が、同サイト上に掲載されている。これは、同修正プログラムを適用したパソコンに、Windowsロゴテストに合格しているドライバーを追加・変更しようとした場合にも、“ドライバーがWindowsロゴテストに合格していない”という警告メッセージが表示されてしまうというもの。同社によると、この問題を排除する修正プログラムは現在開発中で、近日中にリリースする予定とのこと。

□MS02-050(証明書確認の問題により、ID が偽装される)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS02-050.asp?frame=true
□窓の杜 - 【NEWS】マイクロソフト、デジタル証明書確認に関する脆弱性の修正プログラムを公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/09/05/certificatepatch.html

(竹元 克己)

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