.
NEWS

ソフトキーボード機能付きのタイ語入力支援ソフト「KakiThai」v1.1が公開

子音、母音、声調符号を組み合わせたタイ語の文章を編集できる

(02/09/03)

「KakiThai」v1.1
「KakiThai」v1.1
「KakiThai」v1.1
 ソフトキーボード機能や単語帳機能付きのタイ語入力支援ソフト「KakiThai」v1.1が、8月31日に公開された。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は1,500円。現在作者のホームページからダウンロードできる。動作にはタイ語フォントやタイ語IMEをあらかじめインストールしておく必要がある。なお、シェアウェア登録前には、入力したタイ語の文字列を他のソフトにペーストする機能などを利用できないなどの試用制限がある。

 「KakiThai」は、ソフトキーボードや単語帳に登録した文字列をクリックしてタイ語の文字を入力できるソフト。タイ語の文字は、アルファベットに相当する約40種類の子音符号、子音の上下左右につく母音符号、子音の上について抑揚を表現する声調符号の組み合わせで成り立っている。「KakiThai」のソフトキーボード上では子音や子音と横に並ぶ符号は黒色で、子音の上または下につく符号は青色に色分けされており、子音と符号をタイ語のルールに則って入力し、同ソフトの編集画面内に文章を記述していく。編集画面内の文字列をリッチテキスト形式やUnicode形式などでコピーする機能を利用すれば、「ワードパッド」や「Becky!」などにタイ語の文字列を貼り付けることが可能。

 また、タイ語の日本語訳と発音をリスト表示する単語帳を開き、任意のリストをダブルクリックしてタイ語の単語や簡単な文例を入力することができる。オリジナルの単語帳を作成したり、単語のスペルをソフトキーボードから入力するクイズ形式の学習方法も用意されている。そのほか、子音、母音、声調符号の順に分類分けした一覧表を表示し、一覧表でクリックした符号がソフトキーボード上のどこにあるのかを赤丸で示す機能も備えている。ソフトキーボードとタイ語IMEのキー配列は同じなので、符号の一覧表を使ってタイ語IMEのキー配列を学習することもできるだろう。

【著作権者】今井 隆行 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 1,500円
【バージョン】1.1(02/08/31)

□JeanLuca's Cafe
http://jeanluca.cool.ne.jp/

(竹元 克己)

|
トップページへ
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで