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実行ファイルを暗号化してアプリ実行を制限「Make Secret Executable File」

パスワードを入力すれば元の実行ファイルが一時的に復元される仕組み

(02/08/05)

「Make Secret Executable File」v1.04
「Make Secret Executable File」v1.04
 実行ファイルを暗号化し、アプリケーションの実行をパスワードで制限するツール「Make Secret Executable File」v1.04が、2日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は500円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Make Secret Executable File」は、実行ファイルをパスワードで暗号化し、アプリケーションの実行を制限するツール。実行ファイルを任意のパスワードで暗号化し、EXE形式で独自の“鍵ファイル”を生成することができる。鍵ファイルを実行するとパスワードが要求され、正しいパスワードを入力すれば元の実行ファイルが一時的に復元されてアプリケーションを使用できるようになる。鍵ファイルを使ってアプリケーションを使用した場合、一時的に復元した元の実行ファイルはアプリケーションの終了時に削除されるため、パスワードを知らないとアプリケーションの使用が制限されるという仕組み。鍵ファイルの実行時にコマンドラインオプションで“/r”を指定すれば、元の実行ファイルを復元したまま削除しないことも可能。

 また、暗号化する際に実行ファイルを圧縮してファイルサイズを縮小してくれるので、パスワードを空欄にして制限をかけない場合にも容量節約などの用途に便利だろう。なお、当然のことだがパスワードを忘れてしまうとアプリケーションを起動できなくなるので注意しよう。

【著作権者】tomo 氏、むっちゃん 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 500円
【バージョン】1.04(02/08/02)

□tomoのホームページ
http://hp.vector.co.jp/authors/VA008076/

(竹元 克己)

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