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“ブラウザークラッシャー”を検査できる「ブラクラでヤバい!」v0.35β版

Webブラウザーで表示する前に悪意あるWebページかどうかをチェックできる

(02/04/19)

「ブラクラでヤバい!」v0.35β版
「ブラクラでヤバい!」v0.35β版
 Webブラウザーで表示しようとするとパソコンをハングアップさせてしまう悪意あるWebページを事前に検査できるツール「ブラクラでヤバい!」v0.35β版が、17日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のページからダウンロードできる。

 「ブラクラでヤバい!」は、Webブラウザーで表示しようとするとパソコンを操作できなくしたり、ハングアップさせてしまう悪意あるWebページを、判別可能な範囲で事前に検査できるツール。これらのWebページは“ブラウザークラッシャー”と呼ばれ、匿名のWeb掲示板などにリンクが掲載されることが多い。何も知らないユーザーがこれらのリンクをクリックすると、たとえばIEの新規ウィンドウが無数に開き、メモリ不足でパソコンが操作不能に陥ったりする。「ブラクラでヤバい!」は、リンクされたURLを入力することで、リンク先のWebページが“ブラウザークラッシャー”かどうかを、判別可能な範囲で検査できる。

 “ブラウザークラッシャー”には、メールソフトのメール作成ウィンドウが無数に開いて操作不能にするものや、Windowsの不具合を悪用してパソコンをハングアップさせるものなどさまざまな種類があり、「ブラクラでヤバい!」はその中でも6種類15項目の“ブラウザークラッシャー”を検査可能。β版のため、検査できない“ブラウザークラッシャー”も多数あるが、掲示板などに掲載されたリンクをそのままクリックするよりも安全性は高まるはずだ。作者によると、現在未対応の“ブラウザークラッシャー”については今後のバージョンアップで対応させていく予定だという。

【著作権者】サスクワッチ 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.35β版(02/04/17)

□BrowserCrusherPerish
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/gfababa/

(岩崎 綾)

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