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立体感をもたせた絵を描けるペイントソフト「GLab」v0.3.3が公開

“指先でこする”や“陰影付けの設定”などで多彩な表現が可能

(02/03/18)

「GLab」v0.3.3
「GLab」v0.3.3
 立体感をもたせた絵を描けるペイントソフト「GLab」v0.3.3が公開された。Windows 95以降に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、v0.3.3は差分ファイルのみの配布となっており、利用するにはv0.3.1の本体ファイルとv0.3.2の差分ファイルをあらかじめインストールしておく必要がある。

 「GLab」は、線に高低差をつけたり明るさを調整して立体的な絵を描けるペイントソフト。たとえば手書き用のペンを選んだ際に、色合いや色の透明度のほかに、“高さ”を設定することができ、油絵の具を塗ったような盛り上がりのある立体的なタッチで線を描くことができる。色の重ね塗りも可能で、下塗りした色のでこぼこ感が上塗りした色に浮きでるように描くことも可能だ。円を描く機能やぼかし機能など、用意されている機能を駆使すれば、ロウに印章を押した封印のような模様や、布地にできたしわなどを表現することもできる。また“陰影付けの設定”で光源の方向を変えてより立体的に表現したり、“陰影付け設定ファイル”でガラスやプラスチックの質感を表現することも可能だ。

 なお作成した絵を保存するときに“名前を付けて保存”で保存すると、他の画像ビューワーで開いたときに絵の盛り上がった部分などが表示されないので注意しよう。他の画像ビューワーで独特のタッチを閲覧したいときは、“書き出し”で保存すると作成した絵をそのまま閲覧できるようになる。“書き出し”で保存する場合は、BMP、TIFF形式のファイルに出力可能。

【著作権者】牛の滴 氏
【対応OS】Windows 95以降
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.3.3

□GLabもこもこペイントの情報
http://hp.vector.co.jp/authors/VA024811/

(小津 智幸)

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