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携帯電話と同じ感覚でパソコンのテンキーによる文字入力ができる「ベル打」

“携帯電話方式”“ポケベル方式”などの入力方式を搭載

(02/03/14)

「ベル打」v1.00
「ベル打」v1.00
 
「ベル打」v1.00
カーソル移動モード
 携帯電話と同じ感覚でパソコンのテンキーによる文字入力ができる「ベル打」v1.00が、4日に公開された。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応する640円のシェアウェアで、試用期間は3日間。現在ベクターのソフトライブラリからダウンロードできる。

 「ベル打」は、携帯電話と同じ感覚でパソコンのテンキーだけで文字入力ができるソフト。起動すると画面右下にキーの配置を表示するウィンドウが現れ、テキストエディターなどにテンキーで文字の入力ができるようになる。もともとパソコンのテンキーと電話の番号ボタンの並びは異なるが、携帯電話と同じ感覚で入力できるように、たとえばテンキーの[7]に“あ行”、[8]に“か行”が割り当てられている。また、“携帯電話方式”のほかに、子音と母音を別々に入力する“ポケベル方式”や、ポケベル方式を独自に改良して“ゃ”などの拗音を入力しやすくした“ベル打方式”が選択可能。たとえば“こ”という文字を表示したいとき、携帯電話方式では“か行”の文字すべてを入力する[8]を5回押し、ポケベル方式、ベル打方式では“か行”の子音を表す[8]を押してから母音の“お”を表す[5]を押すと入力できる。

 また、[/]や[*]で漢字入力やアルファベット入力へ切り替えることも可能。入力した文字を漢字に変換したいときは、漢字モードに切り替えて文字を入力してから[+]キーを押すと変換候補の漢字が表示される。変換候補の漢字が表示されているときは、キーの配置が候補選択カーソルの移動モードに変わるので、[2]、[8]キーでカーソルを上下に動かして変換候補の漢字を選択しよう。

 携帯電話による文字入力に慣れていてパソコンのキー配置が覚えられない人は、このソフトで文字入力をしてみるとよいだろう。また、画面に表示された文字を指定された速度で入力する練習モードも搭載しているので、パソコンのテンキー入力に慣れてない人や携帯電話で速く文字を入力したい人は、利用してみてはどうだろうか。

【著作権者】あるじす 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 640円
【バージョン】1.00(02/03/04)

□ベル打(Windows95/98/Me/ユーティリティ)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se232091.html

(小津 智幸)

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