.
NEWS

マイクロソフト、Windows NT 4.0/2000/XP用のセキュリティチェッカーを公開

OSやIE、IISに未適用セキュリティパッチを検出

(02/01/25)

「HFNetChk」
「HFNetChk」
 マイクロソフト(株)は23日、Windows NT 4.0/2000/XPにおけるセキュリティパッチの適用状況をチェックするツール「Microsoft Network Security Hotfix Checker(HFNetChk) 」v3.31を公開した。Windows NT 4.0/2000/XPのコマンドプロンプトで動作するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「HFNetChk」は、Windows NT 4.0/2000/XPのコマンドプロンプトで動作するセキュリティチェックプログラム。これまでマイクロソフトからは、セキュリティ問題を修正するための様々なパッチが公開されているが、このプログラムはユーザーが利用しているパソコンにパッチの適用漏れがないかをチェックしてくれる。チェックの対象となるのは、Windows NT 4.0/2000/XPのOSそのものと、Webブラウザーの「Internet Explorer」、Webサーバーの「Internet Information Server/Services(IIS)」など。

 「HFNetChk」を利用するには、「HFNetChk」本体とは別に日本語環境用のデータベースファイルをダウンロードし、同じフォルダに解凍する必要がある。続いて、スタートメニューから[コマンドプロンプト]を起動し、解凍先フォルダがたとえば“c:\hfnetchk\”だった場合は、“cd \hfnetchk”と入力し[Enter]キーを押そう。その後、“hfnetchk -x stksecure.xml”と入力して[Enter]を押せば、セキュリティチェッカーが実行されセキュリティパッチの適用状況が表示される。

 適用状況の画面で“Patch NOT Found”と表示されている行が、セキュリティパッチが公開されているにも関わらず、まだ適用していないものだ。行末の“JP”から始まる文字列が日本語資料の番号なので、マイクロソフトのWebサイトで検索してセキュリティパッチを適用しよう。

【著作権者】Shavlik Technologies
【対応OS】Windows NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.31(02/01/23)

□JP303215 - Microsoft Network Security Hotfix Checker (Hfnetchk.exe) ツールの提供を開始
http://www.microsoft.com/japan/support/kb/articles/JP303/2/15.asp

(新城 雅章)

|
トップページへ
Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで