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テキストファイルをレイアウトそのままにHTMLファイルに変換できる「athcle」

URL&メールアドレスに対するリンク設定や、画像の挿入も可能

(02/01/21)

「athcle」v1.20実行結果
「athcle」v1.20実行結果
 テキストファイルをレイアウトそのままにHTMLファイルに変換できるソフト「athcle」v1.20が11日に公開された。Windows 95/98に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「athcle」は、テキストファイルのレイアウトを変えずにHTMLファイルに変換できるソフト。テキストファイルを「athcle」の実行ファイルにドラッグ&ドロップするだけで、元のテキストファイルの拡張子を“HTML”に変更した同名のファイルが、テキストファイルと同じフォルダ内に新しく作成される。変換時には、テキストファイル上で改行が入っている位置には改行タグ“<BR>”が挿入され、タブによる空白が挿入されていた箇所も適切な数のスペースに置き換えられる。また、“<”“>”“&”などといった、テキストファイルの文字列のままではWebブラウザーで表示されない記号も“&lt;”“&gt;”“&amp;”のように変換され、URLやメールアドレスの箇所には、自動的にリンクが設定される。

 さらにこのソフトは、あらかじめテキストファイルに特定の文字を挿入しておくことでHTMLファイル上で画像を表示したり、章、節、項などの見出しにあたる部分の文字のサイズと色を変えたりするといった簡易HTML作成機能も備えている。画像については、GIF/PNG/JPEG形式の各ファイルのURLか相対パスを“{}”で囲んで記述しておけば、HTML化した際、その位置に画像が表示されるようになる。また、例えば“章”として表したい文を“[”“]”で囲んでおけば、HTML化したとき、フォントサイズを自動的に“+2”で表示することが可能。色設定のほうはHTML変換前に、付属の補助プログラム“SETCOLOR.EXE”で章などの見出し文字や本文、背景色を、実際にカラーチャートを見ながら好きな色に設定しておけば、HTML変換と同時に色変換も行うことが可能だ。

【著作権者】ANTARES 氏
【対応OS】Windows 95/98
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.20(02/01/11)

□ANTARES
http://www3.tky.3web.ne.jp/~arsene/

(高橋 久未子)

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