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「Windows Media Player」で国内音楽CDの楽曲データが表示可能に

オリコンGEと提携し国内発売の音楽CD 20万タイトル以上に対応

（01/11/16）

「Windows Media Player」

　マイクロソフト（株）は、オリコン・グローバル エンタテインメント（株）と提携し、日本国内で発売された音楽CDの楽曲データを提供するサービスを16日より開始した。これにより、国内発売の音楽CDを「Windows Media Player」で再生する際に、インターネット経由で自動取得した楽曲データが画面に表示されるようになる。

　「Windows Media Player」には、音楽CDのシリアルナンバーをチェックし、アーティスト名や曲名などの情報をインターネット経由で自動取得して表示する機能がある。ところが、日本国内で発売された音楽CDに関しては、これまでデータベースに情報がなく、音楽CDをWMA形式にエンコードする際も自分で曲名やアーティスト名を入力する必要があった。

　マイクロソフトでは、オリコンGEと提携することにより、日本国内で発売された20万タイトル以上の音楽CDの楽曲データを提供できるようになったとしている。編集部で複数のマキシシングルCDを使って試したところ、音楽CDをパソコンにセットするだけで曲名が表示され、そのまま音楽CDを再生したり、エンコードすることができた。

　なお、Windows XPに搭載されている「Windows Media Player for Windows XP 8」には、アーティスト名や曲名のほかに、歌詞やジャケット画像、オフィシャルサイトの情報を表示する機能があるが、編集部で試したCDではこれらの3つの情報は表示されなかった。マイクロソフトでは、これらの情報についても提供できるようサービスを追加していく予定だとしている。

□Windows Media -- デジタルメディアの発信源
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/
□Windows XP(R)の発売に向けてオリコン・グローバルエンターテインメントとマイクロソフトがCD楽曲データ提供サービスで提携
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/111501cd.htm

（新城 雅章）