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メッセンジャーソフト「ICQ 2001b」Beta v5.15 Build #3633が公開

コンタクトリストがサーバー保存になったほか、ファイルの共有機能が追加

(01/10/31)

「ICQ 2001b」Beta v5.15 Build #3633
 米ICQは、メッセンジャーソフト「ICQ」の最新バージョン「ICQ 2001b」をリリースした。コンタクトリストの登録内容をサーバー上に保存するようになったほか、ファイルの共有機能などが追加されている。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応したフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。

 「ICQ 2001b」では、コンタクトリストの登録内容をICQサーバー上に保存できるようになった。従来の「ICQ」では、コンタクトリストの登録内容がユーザーのローカルハードディスクに保存されていたため、「ICQ」を複数のパソコンで利用するときに同じICQ番号を使っていても、それぞれのパソコン上で別々にメンバーを登録する必要があった。「ICQ 2001b」では、コンタクトリストの内容をサーバー上に保存することによりこの点が改善され、1台のパソコン上でユーザーを追加すれば、他のパソコンのコンタクトリストにも自動的に反映されるようになっている。なお、登録メンバーと会話したメッセージのログについてはサーバー上には保存されず、従来どおり会話したパソコン上でしか参照できない。

 また「ICQ 2001b」では、コンタクトリストに登録したメンバーとファイルを共有できる“Shared Files”機能が追加された。“Shared Files”機能を有効にしているメンバーの名前の横にはフォルダアイコンが表示され、アイコンをクリックするとそのメンバーが共有状態にしているファイルの一覧が表示される。ユーザーは一覧からファイルを選択して[Download]ボタンを押すだけで、共有されたファイルをダウンロードすることができる。手持ちのファイルを共有状態にするには、デスクトップ上に作成された“ICQ Shared Files”アイコンに、共有したいファイルをドラッグ&ドロップするだけでよい。

 また、メッセージの送受信関連では、感情を表す“顔マーク”を一覧リストから選択して入力できるようになった。“顔マーク”は、「ICQ 2001b」同士でメッセージを送受信する場合はイラストのままで送信され、旧バージョンの「ICQ」ユーザーに送る場合は文字の組み合わせによるいわゆる“顔文字”に置き換えられて送信される仕組みになっている。このほか、自分の使いたい機能をリストから選択するだけでプラグインのダウンロードとインストールを自動実行できるようになったり、セキュリティとプライバシーに関連した設定項目が1カ所にまとめられて管理しやすくなるなど、操作性の改善が図られている。

【著作権者】ICQ Inc.
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2001b Beta v5.15 Build #3633

□ICQ.com
http://www.icq.com/

(新城 雅章)

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