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手軽に使えるiアプリ作成ツール「SpicyDog Builder2」Public Release版

Javaのプログラミング知識がなくてもiアプリを作成可能

（01/10/01）

「SpicyDog Builder2」Public Release版

　手軽に使えるiアプリ作成ツール「SpicyDog Builder2」Public Release版が9月28日に公開された。Windows 98/Me/2000に対応した評価版のフリーソフトで、現在作者のホームページよりダウンロードできる。

　「SpicyDog Builder2」は、Javaのプログラミング知識を知らなくとも、簡単にiアプリを作ることが可能なツール。画像やテキストなどのオブジェクトを“レイヤー”というフィールドに登録して動作を設定するだけで、iアプリ用のJavaプログラムとHTMLファイルを自動で作成できる。オブジェクトとして使用できるのは、画像・テキスト・ボタン・サウンドの4種類で、画像は「SpicyDog Builder 2」で作成したもののほか、JPEGやGIFなどを読み込むことができる。

　また、iアプリ作成ツールとしてだけでなく、オブジェクトのアニメーション開始・終了位置を指定するだけでアニメーションムービーを作成できるため、iアプリ対応携帯電話用ムービー作成ツールとして使用するのもいいだろう。複数のレイヤーを同時に動かす高度なアニメーションも作ることができるので、皆をあっと言わせるムービーを作って自分のサイトで公開しよう。ただし、レイヤーを増やしすぎるとサイズが大きくなってしまうので注意が必要だ。

　作者のサイトでは「SpicyDog Builder2」で作られたサンプルプログラムが公開されており、実際にどんなiアプリが作れるかを確かめることができる。また、作成したiアプリを無料でアップロードできるサーバーサービス「iアプリティービィ」も10月中に開始される予定。

【著作権者】スパイシーソフト（株）
【ソフト種別】評価版フリーソフト
【バージョン】Public Release版（01/09/28）

□SpicyDog
http://www.spicydog.com/

（澤村 健太郎）