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J-フォン端末対応の待受画面作成ソフト「画作J太郎」v0.82B

トリミングした画像をそのままメールで転送できる

(01/08/10)

「画作J太郎」v0.82B
「画作J太郎」v0.82B
 いつも持ち歩くケータイだからこそ、楽しく自分らしく使いたい。そんな人のために、J-フォンのJ-スカイ対応端末の待受画面を作成するためのソフト「画作J太郎」を紹介しよう。一から絵を描くのではなく、デジカメで撮った画像やお絵かきツールなどで描いた画像を、待受画面として使えるようにレタッチやリサイズして、ケータイに転送をすることができる。画像の入力形式は標準でBMP、JPEG、PNGに対応しているほか、Susieプラグインを追加することで、PIC、Photo-CDや、LHA、ZIP形式で圧縮された画像ファイルなども読み込める。出力形式は、JPEG、PNGに対応している。

 操作は簡単だ。基本的には、自分がもっているケータイの機種を選び、画像を読み込んで範囲を選ぶだけ。壁紙以外にも着信時やアラーム時に画像を表示できるケータイの場合は、左上のプルダウンボックスでケータイの機種と画像の用途を同時に選ぶことが可能だ。次に編集画面に表示されている画像をマウスでドラッグすれば、選んだ機種に合った画像サイズの縦横比で画像をトリミングできる。左下のウィンドウでプレビュー表示しながら何度でもやり直しが可能だ。元の画像に対して90度ごとの回転や垂直・水平反転、明るさとコントラストの調整も、ツールバーにあるボタンをクリックするだけ。画像の形式や最適化(減色など)は、左上にあるプルダウンボックスから選択可能だ。

 編集が完了したら、「サイズチェック」ボタンをクリックすれば、ファイルのサイズを確認できる。利用できる画像ファイルのサイズがケータイ事業者によって異なるが、「サイズチェック」ボタンを押すだけで、上限に収まっているかどうかすぐわかる。また、[取り込み]ボタンをクリックすれば、[外部取り込みキャプチャ]ウィンドウが開く。外部取り込みキャプチャーウィンドウは、下の画像が透けて見えるようになっており、ドラッグして範囲を指定してボタンをクリックするだけで、指定範囲の画像を切り取ることができる。

ケータイで表示
ケータイで表示
 編集した画像ファイルはいちいち保存しなくても、ケータイに画像を送ることが可能だ。ケータイへの転送方法は、“携帯へ転送[WEB]登録”と“メールに添付して送信”の2種類が用意されている。Web登録では、専用のサイト「壁紙転送サービス」で画像を登録し、そのサイトにケータイでアクセスすることで、画像を取り込む方法。画像が登録されたサイトのURLはメールで送信されるので、ケータイでURLを打ち込む必要はない。「ギャラリーに画像を投稿する」のチェックボタンをクリックすれば、自慢の画像は「投稿ギャラリー」で公開することもできる。サイトの利用は無料で、他人が投稿した画像をダウンロードすることも可能だ。ロングメールを契約している人ならメール添付がカンタンだろう。こちらは、メールに画像ファイルを直接添付して送信する方法だ。直接ケータイにメールとして画像ファイルが送られるため、その画像を保存して壁紙に登録するだけでよい。

 「画作J太郎」は、シンプルで操作性もよく初心者にも使いやすい。J-フォンユーザーなら必携のツールだ。着メロをダウンロードするもの楽しいが、ぜひ壁紙も変えてみよう。気分も一新され、さらにケータイに愛着が湧くだろう。愛する家族やペットの写真をデジカメで撮ったら、肌身離さず持ち歩いているケータイの壁紙としてみてはいかがだろうか。また、ケータイによっては、壁紙だけでなく、メモリダイヤルに画像を登録して、着信時にその画像を表示させる機能(着信画像表示機能)を備えているものもある。「画作J太郎」を利用すれば、着信画像表示機能もフルに活用できる。

【著作権者】PINO 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.82B(01/04/24)

□pino.to - [ D I G I T A L - L I F E ]
http://pino.to/

(石井 和美)

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