マイクロソフト、「Windows 2000 SP2」日本語版をリリース “高速インストール”版と“ネットワークインストール”版がダウンロード可能 （01/06/04） 「Windows 2000 Service Pack 2」日本語版 　マイクロソフト（株）は1日、Windows 2000用のアップデートモジュールパック「Windows 2000 Service Pack 2」日本語版を公開した。インストールするマシンの環境をチェックして必要なファイルのみを自動ダウンロードする“高速インストール”版と、「Windows 2000 Service Pack 2」の構成ファイルを全て収めた“ネットワークインストール”版の2種類が、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。また、「Windows 2000 Service Pack 2」を収録したCD-ROMを1,050円で送付するサービスを同社のWebサイトで受け付けている。 　「Windows 2000 Service Pack 2」は、Windows 2000の発売後に発見された問題点 を修正するモジュールを集めたもの。2000年9月に公開された「Windows 2000 Service Pack 1」の更新内容に加え、セキュリティやOSの信頼性、アプリケーションとの互換性を向上させる修正モジュールが含まれている。また、「Windows 2000 Service Pack 2」をインストールすることで、Windows 2000が使用する暗号化機能の強度が、初期状態の56bitから128bitに強化される。個々の修正内容については、同社のWebサイトで参照可能だ。 　同社のWebサイトからダウンロードできるセットアップファイルは、“高速インストール”版と“ネットワークインストール”版の2種類がある。“高速インストール”版は、セットアップファイルを実行すると「Windows 2000 Service Pack 2」をインストールする環境をチェックして、アップデートが必要なファイルを自動でダウンロードする。不必要なファイルをダウンロードしないため、特に「Windows 2000 Service Pack 1」をインストール済みの環境ではダウンロードに要する時間を大幅に短縮できる。 　“ネットワークインストール”版は、「Windows 2000 Service Pack 2」の構成ファイルを全てまとめたもの。ファイルサイズは約105MBに及ぶものの、このセットアップファイルひとつで“Professional”“Server”“Advanced Server ”などWindows 2000の全ての環境に追加ダウンロードなしでインストールできる。複数のWindows 2000マシンを管理している人などに向いたセットアップ方式だ。 □Windows 2000 Home Page http://www.microsoft.com/japan/windows2000/downloads/servicepacks/sp2/ （新城 雅章）

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