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ゲーム開発環境「ラムダ開発セット」v1.00aがリリース

C言語に似たスクリプトで効率的に2Dゲームを開発できる

(01/03/19)

キャラクター操作やMIDI演奏のサンプルスクリプト
キャラクター操作やMIDI演奏の
サンプルスクリプト
 ゲーム開発環境「ラムダ開発セット」v1.00aが、18日にリリースされた。Windows 95/98/Me/2000に対応したフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお動作にはDirectX 7以降が必要。

 「ラムダ開発セット」は、2Dゲームなどの作成に適したプログラム開発環境。画像表示、音楽ファイルの再生、MIDIファイルの演奏、ジョイパッド操作、ネット接続などの機能を、「ラムダ」独自のスクリプトを記述することで、作成しているゲーム内で手軽に利用できる。これらの機能を利用したサンプルスクリプトも同梱されており、書き換えて利用することも可能だ。

 開発セットには、「ラムダ」用のランタイムとコンパイラー、実行ファイル作成プログラムが含まれており、スクリプトをテキストファイルで記述し、付属のコンパイラーを使って「ラムダ」独自のMEI形式のゲーム本体を作成できる。また、スクリプトファイルが長くなった場合は、複数のテキストファイルに分けて記述することも可能だ。MEIファイルの実行には「ラムダ」用のランタイムが必要だが、付属の変換プログラムで「ラムダ」用ランタイムのない環境でも動作するEXE形式の実行ファイルに変換できる。

 作者によると、言語仕様がC言語やJavaScriptに似ていることから、プログラム初心者は「ラムダ」を学んだ後にC言語に移行しやすく、すでにC言語を知っていれば「ラムダ」を使うことで開発効率を向上できるとしている。

【著作権者】清水 雄一郎 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00a(01/03/18)

□KDV@net
http://genesis.harukaze.net/

(小山 文彦)

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