建設途中で骨組み段階のビルの壁を作成するアクションゲーム「ビルパニック」 オセロの要領ですべての壁を自分の色に変えよう （01/02/21） 　建設途中で骨組み段階のビルの壁を作成するアクションゲーム「ビルパニック」v0.80αが、18日に公開された。マス目状に区切られたビルのフロアが舞台で、作成済みの壁を自分の壁で挟むと壁が裏返しになり自分の壁に変わるというオセロ風の要素が盛り込まれている。Windows 98で動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。 　「ビルパニック」は、建設途中で骨組み段階のビルの壁を作成する2人同時プレイ対応のアクションゲーム。口ひげをはやした腹巻き姿の主人公“ドカちゃん”と、ライバルの出っ歯で頭にタオルを巻いた“トビちゃん”を操作してビルの壁を作成していく。1人プレイのときは“ドカちゃん”か“トビちゃん”のどちらか一方のキャラクターだけで、2人プレイのときは“ドカちゃん”と“トビちゃん”で協力してビルの壁を作成する。マス目状に骨組みされたビルの壁のない空間に1マスずつ壁を作成することができ、“ドカちゃん”は青色の壁、“トビちゃん”は緑色の壁で、敵は黄色の壁を作成して2人の邪魔をしてくる。ほかのキャラクターが作成した壁を自分の壁で挟むと壁がオセロのように裏返しになり、自分の壁の色に変えることが可能だ。フロア内のすべての空間に壁が作成された時点で、“ドカちゃん”と“トビちゃん”の2人が作成した壁の合計が敵の壁より多いとクリアだ。 　安全帽を被ってビルのフロア内を徘徊している“ザコ敵”は、壁を作って主人公たちの邪魔してくるだけではなく、体当たりやハンマーなどの飛び道具で攻撃してくる。敵の攻撃を受けるとライフに相当するハートの数が1つ減り、ハートがゼロになるとゲームオーバーだ。セメントを投げたり、頭突きや踏みつけで反撃しよう。敵を倒すとハートを回復させるアイテムや、移動速度が速くなる靴などのアイテムをゲットできる。また、6フロアごとにビルの建設現場内でバイクを乗り回す敵や、超怪力のボス敵などが待ちかまえており、壁を作成するだけではなくボスを倒さないとクリアにならない。敵の攻撃を受けるとハートの数が1つ減り、ハートがゼロになるとゲームオーバーとなる。 　“ドカちゃん”と“トビちゃん”はライバル同士で、お互いの壁を挟んで自分の色に変えていくという対戦要素と、最終的に2人の作成した壁の数が敵より多いとクリアになるという協力要素の二重の仕組みがおもしろい。なお、現在公開されているv0.80αはα版のため、全5ステージのうち3ステージまでしかプレイできない。 【著作権者】D-Yama（だーやま）　氏 【ソフト種別】フリーソフト 【バージョン】0.80α（01/02/18） □やまだのあな http://village.infoweb.ne.jp/~yamaana/ （竹元 克己）

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