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生物の骨格をまねて複雑な動きを楽しめる「骨格シミュレータ」v2.00

ムカデのような節足動物の足の動きも再現できる

(01/02/07)

「骨格シミュレータ」  生物などをまねた骨格を作って動きを楽しめる「骨格シミュレータ」v2.00が公開された。直線で表す骨と回転力だけで複雑な動きをする骨格を作り出すことができる。Windows 98で動作する2,000円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 7が必要。

 「骨格シミュレータ」は、生物などの骨格を直線の組み合わせで再現し、様々な条件下での動きを楽しめるソフト。骨格を構成する骨はマウスで始点と終点をクリックすることで配置でき、骨同士の端がほぼ接していると自動的に関節として扱われる。骨を右クリックすると選択状態になり、太さや色などを設定できる。また、関節を構成する2本の骨を選択して、関節にトルク(回転しようとする力)を設定することも可能だ。完成したら実際に動きをシミュレートしてみよう。重力の強さや摩擦力の有無などの条件を変えることで、様々な動きをシミュレートできる。

 同梱されているサンプルでは、ひたすら前に進もうとするムカデのような2匹の生物が互いにぶつかり合って力比べしたり、回転する滑車がベルト状につながれた骨でほかの滑車に回転力を伝えたりする様子を楽しめる。なお、シェアウェア未登録の状態では骨を6本までしか扱えないほか、データを保存したり、読み込んだデータを編集できないといった制限がある。

【著作権者】小河原 努 氏
【ソフト種別】シェアウェア 2,000円
【バージョン】2.00

□ (高度知能研究所) 
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/ttm00/kenkyu/

(齋藤 正穂)

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