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正面と横顔の顔写真から人物頭部のCGモデルを作成「3DMeNow Lite」v1.0.20

3Dの頭部が口をパクパクさせてしゃべる! ぐるぐる回転する!

(00/12/18)

「3DMeNow Lite」v1.0.20  顔写真から人物頭部のCGモデルを作成できる「3DMeNow Lite」v1.0.20が、8日に公開された。正面と右横顔の顔写真画像から立体的な頭部のCGモデルを作成し、口をパクパクさせて言葉をしゃべらせたり、頭部をぐるぐると回転させることが可能。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応したフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「3DMeNow Lite」は、デジカメなどで撮影した正面と右横顔の画像ファイルから頭部のCGモデルを作成するソフト。作成したCGモデルは、口をパクパクさせてしゃべらせたり、ぐるぐる回転させることができる。素材となる写真画像はJPEG/BMP/PSD形式を使用でき、作成画面の左半分には顔の正面、右上に横顔、右下にCGのプレビューが表示される。3D CGの作成方法は、顔の大きさや首の太さ、顔の凹凸などを、素材画像の上に設定した枠や点で指定し、プレビューを確認しながら枠や点を動かして調整していく。頭部を回転させて後頭部や襟足なども作り込んでみよう。

 作成した頭部のCGモデルは独自のNOW形式で保存することができ、[Play]ボタンで口をパクパクしながらあらかじめ登録されている英語の音声メッセージをしゃべるほか、まばたきしたり鼻をヒクヒクさせたりと表情豊かに動く。動きは固定されており変更できないが、WAV形式のファイルを音声に追加でき、歌わせたりしゃべらせたりすることも可能だ。また、頭部を横方向にぐるぐると回転させることもできる。

 また、作者は「3DMeNow Lite」で作成したCGモデルの動きや音声を再生できるフリーソフト「bioPlayer」を配布しており、独自のBIO形式に変換すれば「bioPlayer」で軽快に動くCGモデルを楽しむことができる。なお、ソフトの起動には作者ホームページで名前とメールアドレスを登録し、登録したメールアドレスに送られてくるライセンスコードを入力する必要がある。

【著作権者】BioVirtual Ltd.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.20(00/12/08)

□bioVirtual Realistic 3D People
http://www.biovirtual.com/

(藤田 さやか)

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