NEWS


Perlスクリプト統合開発環境「Phantom」Test Release 1

ファイルのプロジェクト管理、Perlスクリプトのデバッグが可能

(00/10/16)

「Phantom」Test Release 1  Perlスクリプト統合開発環境「Phantom」Test Release 1が、13日に公開された。複数ファイルのプロジェクト管理機能やデバック機能などを備え、内蔵のテキストエディターでPerlスクリプトを作成できる。Windows 2000対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には「ActivePerl」などのPerlインタープリターが必要。

 「Phantom」は、Perlスクリプトの統合開発環境。Perlスクリプトなど関連する複数のファイルを一括管理できる「プロジェクト管理」機能を備え、内蔵のテキストエディターでPerlスクリプトを開いて編集できる。内蔵のテキストエディターでは、複数のファイルをタブで切り替えて編集でき、Perlのキーワードに色をつけて表示可能。Perlスクリプト内の関数を抽出して一覧表示し、一覧から選択するだけで関数の先頭を内蔵のテキストエディターで表示するジャンプ機能も備えている。また、「デバッグ」機能を利用すると、内蔵のテキストエディター上でスクリプトを1行ずつ実行させて動作を確認することが可能だ。

 そのほか、指定した変数をデバッグ中に監視して値の変化をリアルタイムに表示する「監視式」機能や、Perlスクリプトの構文を解析してエラーのある箇所を表示する「構文チェック」機能など、Perlスクリプトの作成を支援する機能が豊富に用意されている。

【著作権者】Hayato Sasaki 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】Test Release 1(00/10/13)

□STUDIO of Wizman
http://homepage1.nifty.com/wizman/
□ActiveState -- Programming for the People
http://www.activestate.com/

(日沼 諭史)

トップページへ


Copyright (c) 2000 impress corporation All rights reserved.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで