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ファイルの関連付け設定を変更する「Kalen」v1.05が公開

拡張子ごとに関連付けを変更したり、右クリックメニューに項目を追加可能

(00/09/25)

「Kalen」v1.05  ファイルの関連付け設定変更ソフト「Kalen」v1.05が、21日に公開された。関連付けを変更してファイルをダブルクリックしたときに起動するアプリケーションを変えることができるほか、ファイルの右クリックメニューに新しい項目を追加することも可能。Windows 95/98に対応した600円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Kalen」は、ファイルの関連付け設定を変更するソフト。すでにアプリケーションに関連付けられているファイルの拡張子を入力すると、その拡張子のファイルの右クリックメニューに表示される“開く”などのメニュー項目の名前や、メニュー項目を選択した時に起動するアプリケーションのパスといった関連付け設定をリスト表示する。リスト表示したメニュー項目の名前やアプリケーションのパスを編集することで、右クリックメニューに表示するメニュー項目の名前を変更したり、ファイルをダブルクリックしたときに起動するアプリケーションを変更できる仕組み。例えば、BMPファイルをダブルクリックすると、標準ではWindows付属の「ペイント」を起動して画像を表示するが、「Kalen」を使ってBMPファイルの関連付けを変更することで、「IrfanView」など他の画像ビューワーでBMPファイルを開くことができるようになる。さらに、関連付け設定のリストに新しい設定項目を追加することで、ファイルの右クリックメニューに“印刷”などの新しい項目を追加することもできる。

 また、現在編集中の拡張子と同じ関連付け設定になっている拡張子の一覧も表示される。一覧に拡張子を追加すると、その拡張子の関連付け設定を現在編集中の拡張子の関連付け設定にすぐに変更でき、逆に一覧から拡張子を削除するとその拡張子の関連付け設定を解除できるようになっている。例えば、拡張子がBMPのファイルとJPGのファイルを同じ関連付け設定にする場合は、「Kalen」のウィンドウで“BMP”と入力して関連付け設定を表示した後、「Kalen」のウィンドウ右上の[追加]ボタンを押して“JPG”と入力するだけ。さらに、追加した“JPG”の関連付けを解除する場合は、拡張子の一覧から“JPG”を選択して「Kalen」のウィンドウ右上の[削除]ボタンを押すだけの簡単な操作だ。

 なお、“SYS”や“DLL”といった重要なシステムファイルの関連付け設定を編集するときは警告メッセージが表示され、設定を変更しても問題ないファイルと、設定を変更すると問題が発生する恐れのある拡張子を区別できるようになっている。むやみにファイルの関連付けを変更するとファイルを開けなくなる可能性があるため、設定は慎重に行おう。

【著作権者】molly 氏
【ソフト種別】シェアウェア 600円
【バージョン】1.05(00/09/21)

□molly's Homepage
http://welcome.to/molly/

(日沼 諭史)

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