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関数グラフをアニメーション表示する「FunctionView」v4.17b

入力した数式をもとにグラフを作成して複数のグラフを色分け表示可能

(00/09/19)

「FunctionView」v4.17b  グラフをアニメーション表示できる関数グラフ作成ソフト「FunctionView」v4.17bが、18日に公開された。入力した数式をもとに関数グラフを表示できるほか、変数に異なる値を代入していったときのグラフの様子をアニメーション表示できる。Windows 95/98/NT 4.0対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「FunctionView」は、関数グラフを作成するソフト。電卓のようなダイアログ上でキーボードやマウスを使って数値と変数を入力して数式を作成すると、ウィンドウ右側に数式をグラフで表示する。数式を複数作成して1度にすべての数式のグラフを表示することも可能だ。各グラフの線の色や太さを指定できるため、いくつもの線が複雑に交差するグラフでも見やすく設定できる。

 数式を作成したあとにメニューから[パラメータ]を選択すると、マウスクリックで数式に含まれる変数の値を増減できる[パラメータ変更]ダイアログが表示される。[パラメータ変更]ダイアログで変数の値を少しずつ増減させると、変数の値によってグラフの形状などが変化していく様子をアニメーション表示でき、グラフの変化の途中経過を残像のように表示させることも可能。例えば、三角関数を含んだ数式に角度を代入していくと、XとYの座標をプロットして波打つような図形を描いていく様子がわかる。

 アニメーション表示したグラフは1コマずつBMP形式の画像ファイルで出力できるため、画像編集ソフトなどを使って自動で繰り返し再生するアニメーションGIFファイルを作成することも可能になっている。数学の授業などで理論を説明するだけでなくアニメーション表示するグラフも用いることで、グラフについてより理解しやすく説明することができるだろう。

【著作権者】Keisuke.Wada 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】4.17b(00/09/18)

□functionView
http://www.tohgoku.or.jp/~kei-wada/

(日沼 諭史)

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