NEWS


FTPクライアント機能を内蔵したテキストエディター「UltraEdit-32」v7.20a

複数のファイルをタブで切り替えながら編集でき、補完入力機能も備える

(00/09/13)

「UltraEdit-32」  FTPクライアント機能を内蔵したテキストエディター「UltraEdit-32」v7.20aが公開された。複数のファイルをタブで切り替えながら編集できるほか、FTPクライアント機能を内蔵しており、FTPサーバー上のファイルのダウンロードとアップロードが可能。Windows 95/98/NT/2000に対応した30ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「UltraEdit-32」は、FTPクライアント機能を内蔵したテキストエディター。メインウィンドウ内に複数の子ウィンドウを表示するMDI形式のアプリケーションで、複数のテキストファイルを開いて、メインウィンドウのツールバーの下に表示されているタブを使って操作対象のテキストファイルを切り替えながら編集できる。メインウィンドウの左側では、現在開いているテキストファイルの一覧を表示したり、ドライブの内容をエクスプローラのようにツリー表示でき、一覧やツリーからファイルを選択して「UltraEdit-32」で開くことも可能。英語版のソフトだが、Shift-JISやUnicodeのテキストファイルの読み込みと保存が可能で、設定で日本語フォントを指定することで日本語のテキストを編集できるようになる。HTML文書やPerlC/C++言語のソースコード、Perlスクリプトなどのキーワードに色をつけて強調表示することも可能だ。

 また、「UltraEdit-32」はFTPクライアント機能を内蔵している。FTPサーバー上のファイルをダウンロードして編集し、編集後のファイルをFTPサーバーに転送するといった操作をすべて「UltraEdit-32」のウィンドウ上で行えるため、ローカルファイルを扱うのに近い感覚でFTPサーバー上のファイルも編集できる。

 さらに、キーワードの最初の数文字を入力するだけで残りの文字を補完入力する機能も備えている。HTMLやプログラム言語のキーワードなどの入力途中に[Ctrl+スペース]キーを押すと入力候補のキーワードをリスト表示でき、リストから選択するだけでキーワードを入力できる。例えば、HTMLファイルの編集中に“<H”と入力してから[Ctrl+スペース]キーを押すと、“<H1>”や“<H2>”といった見出しタグのほか、“<HEAD>”や“<HTML>”などのタグがリスト表示され、リストからタグを選択して素早く入力できる。

【著作権者】IDM Computer Solutions, Inc.
【ソフト種別】シェアウェア 30ドル
【バージョン】7.20a

□Text Editor - HEX Editor - HTML Editor - Programmers Editor - UltraEdit
http://www.ultraedit.com/

(日沼 諭史)

トップページへ


Copyright 2000 impress corporation All rights reserved.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで