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Windows NT/2000を拡張する「オニオン2000シェルエクステンションズ」

フォルダのサイズをグラフ表示したり、アクティブウィンドウを半透明化

(00/08/11)

「オニオン2000シェルエクステンションズ」  Windows NT 4.0/2000のフォルダのプロパティウィンドウなどを拡張するソフト「オニオン2000シェルエクステンションズ」v4.0が公開された。フォルダのプロパティウィンドウに新しいタブを追加して、フォルダに含まれるサブフォルダごとのサイズをグラフ表示できるほか、Windows 2000ではアクティブウィンドウを半透明化することも可能。Windows NT 4.0/2000専用のソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「オニオン2000シェルエクステンションズ」は、Windows NT 4.0/2000のフォルダのプロパティウィンドウなどを拡張するシェル拡張ソフト。フォルダのプロパティウィンドウに[グラフ]というタブを追加でき、[グラフ]タブのページで、そのフォルダに含まれるサブフォルダごとのサイズを色分けして棒状のグラフで表示する。

 グラフは横倒しにしたピラミッドのように階層表示され、一番左側の階層が最も浅い階層のサブフォルダのサイズを表し、一番右側の階層が最も深い階層のサブフォルダのサイズを表す。サイズの大きいファイルが含まれているフォルダほどグラフの面積が大きく表示される仕組みで、左側の階層は右側の階層を全て含んだサイズを表すため面積は大きく、右側の階層にいくにしたがって面積は小さく表示される。特に大きなファイルが含まれているフォルダはサイズとフォルダ名も表示されるため、どのフォルダがディスク容量を圧迫しているのか、一目でわかるようになっている。

 また、Windows 2000では、デスクトップの四隅にマウスカーソルを移動したときに、アクティブになっているウィンドウを半透明化することが可能。再度デスクトップの四隅にマウスカーソルを移動することで、ウィンドウの表示がもとに戻る。アクティブウィンドウの下に隠れたウィンドウの様子を知りたいときには、マウスカーソルをデスクトップの四隅に移動させるだけでOKだ。

 さらに、エクスプローラ上のJPEGファイルのアイコンを、JPEGファイルの縮小画像に変更する機能を備えているほか、ファイルやフォルダの右クリックメニューに[アーカイブ]という項目を追加できる。[アーカイブ]メニューをクリックするとダイアログが表示され、出力ファイル名を指定するだけでファイルやフォルダをLZH形式で圧縮することが可能だ。なお、ファイルの圧縮機能を利用するにはUNLHA32.DLLをインストールしておく必要がある。

【著作権者】山路 正樹 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】4.0

□オニオン2000シェルエクステンションズ(WindowsNT-ユーティリティ)
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se135502.html

(日沼 諭史)

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