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好みのキー配置に変更できるキーカスタマイズソフト「猫まねき」v0.91B

定型文字列もキー操作一発で入力可能

(00/07/31)

「猫まねき」v0.91B  キーカスタマイズソフト「猫まねき」v0.91Bが、30日に公開された。任意のキーを別のキーに置き換えたり、一連のキー操作をまとめて1つのショートカットキーに割り当てることができる。Windows 2000専用のシェアウェア(700円)で、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、作者のホームページではWindows 95/98対応の「猫まねき」v1.39も公開されている。

 「猫まねき」は、好みのキー配置に変更できるキーカスタマイズソフト。[Ctrl]キーと[CapsLock]キーを入れ替える設定や、上下の矢印キーに[Page Up][Page Down]キーと同じ役割をもたせる設定などが行える。[Shift]キーや[Ctrl]キーと組み合わせるようなショートカットキーを、任意の1つのキーに割り当てることもできる。例えば、ファイルの保存を行う[Ctrl+S]キーなどのショートカットキーを、[S]キーのみに変更できる。任意のキー操作を無効化することもでき、アプリケーションを強制終了する際に使用する[Ctrl+Alt+Del]キーを利用不能にする設定も可能だ。

 また、あらかじめ「猫まねき」に登録しておいた定型文字列をショートカットキーで入力したり、一連のキー操作を1つのショートカットキーのみで実行するキーボードマクロのような機能も備えている。例えば、時候の挨拶の文章を「猫まねき」に登録してショートカットキーを設定しておくと、メール作成時にショートカットキー一発で挨拶文を入力できる。画像編集ソフトでフィルター処理を行う一連のキー操作を「猫まねき」に登録して、大量の画像に対して次々にフィルター処理を実行することも可能だ。

 「猫まねき」で設定したキー配置は、Windowsやほとんどのアプリケーションで利用できるほか、特定のアプリケーションでのみ有効になるよう設定することも可能。キー配置の設定はファイルに出力したりファイルから読み込むことができ、いくつかの設定ファイルを作者のホームページからダウンロードして利用できる。Netscape Communicatorをテンキーのみで操作できるようにする設定ファイルや、エクスプローラでフォルダの新規作成やファイル名の変更をショートカットキー一発で行える設定ファイルなどが公開されている。

【著作権者】猫の手ソフト 黒とら 氏
【ソフト種別】シェアウェア 700円
【バージョン】0.91B(00/07/30)

□猫の手広場
http://www.remus.dti.ne.jp/~kurotora/

(日沼 諭史)

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