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S.M.A.R.T.対応HDDのステータスをチェックする「S.M.A.R.T. IDE Guardian」

ステータスの変化をメールで通知することも可能

(00/06/09)

「S.M.A.R.T. IDE Guardian」
 PalickSoftは、S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)に対応したIDEハードディスクのステータスをチェックする「S.M.A.R.T. IDE Guardian」beta 3をリリースした。Windows 95/98/NT 4.0/2000で動作するフリーソフトで、現在同社サイトからダウンロードできる。

 「S.M.A.R.T. IDE Guardian」は、“S.M.A.R.T.”と呼ばれる自己診断機能に対応したIDEハードディスクのステータスをチェックするシステム監視ソフト。パソコンに搭載されたS.M.A.R.T.対応ハードディスクの読み取りエラーレートやシークエラーレートなど11項目の数値をチェックし、前回のチェックから変化があればユーザーに通知する。これらの数値はハードディスクの寿命が近づくと変化しやすくなるため、データのバックアップや新しいハードディスクに交換する目安となるだろう。

 ハードディスクのチェック方法は、2通りの方法が用意されている。サーバーなど連続運用するマシンでは、タスクトレイに常駐し、あらかじめ指定した間隔でチェックする方法を、毎日シャットダウンするようなパソコンでは、OSの起動時に1度だけチェックして「S.M.A.R.T. IDE Guardian」を終了するリソースを消費しない方法を選択すればよい。

 チェックの結果数値に異状があればポップアップメッセージでユーザーに報告してくれる。また異状があった際に、あらかじめ指定したアドレスにメールで通知する機能もあり、複数のパソコンを管理する人にも向いている。

【著作権者】PalickSoft
【ソフト種別】β版フリーソフト
【バージョン】beta 3

□PalickSoft Website
http://palicksoft.hypermart.net/products/siguardian/

(新城 雅章)

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