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画像の色調変換機能に特化したレタッチソフト「Color Pilot」v3.88

薄暗いデジカメ画像もマウス操作で明るく鮮やかに

(00/05/26)

薄暗い画像を他の画像の色を使って補正  画像の色調変換機能に特化したレタッチソフト「Color Pilot」v3.88が公開された。デジタルカメラなどで撮影した画像を読み込んで、マウス操作だけで画像の色調を鮮明にすることが可能。Windows 95/98/NT 4.0に対応した27.95ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Color Pilot」は、画像の色調変換に特化したレタッチソフト。BMP/JPEG/TIFF/PNG/PCX形式の画像ファイルに対応しており、複雑なパラメーターなどを設定することなく、指定した領域の色をもとに画像全体の色調をボタン一発で変換できる。

 例えば、曇天時に撮影した全体が薄暗い画像を快晴の日に撮影したような色調に変えたいときは、実際は白く写る雲などの上で領域選択し、「Color Pilot」のツールバーにある[Start]ボタンをクリックするだけで全体が明るくなった画像に変換できる。また、きれいに撮影できた画像から抽出した色を使って、うまく撮影できなかった他の画像の色調を修正し、画像の色調を統一することもできる。全体がくすんだり赤みがかっているような写真画像でも、肌の色や空の色など被写体の実際の色がわかっていれば、画像全体を実際の色に近い鮮やかな色調に変換することが可能だ。

 さらに、複数の画像を使ったパノラマ画像の作成を支援する機能や、表示している複数の画像をまとめて1枚の紙に印刷する機能も備えている。「Color Pilot」の基本機能や応用方法を解説するデモ機能もあり、マウスカーソルを自動で動かすなどして操作手順を詳しく説明してくれる。

【著作権者】Invention Office RG
【ソフト種別】シェアウェア 27.95ドル(6月7日まで25.95ドル)
【バージョン】3.88

□Invention office RG
http://www.colorpilot.com/

(日沼 諭史)

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