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四次元グラフ描画ソフト「4d_graph」v1.00が公開

四次元空間内のグラフや図形を三次元空間内に投影して表示

(00/05/23)

「Windows Common Control Extension for Windows9x」v0.81
 四次元グラフ描画ソフト「4d_graph」v1.00が17日に公開された。Windows 98に対応したフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「4d_graph」は、四次元空間内のグラフや図形を三次元空間内に投影・切断して表示する四次元グラフ描画ソフト。ソフト起動後、MS-DOSプロンプトに4つの要素x(s,t)、y(s,t)、f(x,y,s,t)、g(x,y,s,t)に対応する式を入力すると、任意の四次元グラフをウィンドウに描画することができる。なお式に利用できるのは、数字のほか四則や乗数の演算子、三角関数をはじめとする14種類の数学関数など。

 描画された四次元グラフは、[controller]ウィンドウ下側のボタンをオン/オフすることで、ワイヤーフレームを表示したり、モデルの内側が見える透視投影にしたりと表示方法を変更することができる。また、マウスをドラッグすることによりグラフの視点を変更可能なほか、[controller]ウィンドウ上側の回転ボタンで、四次元空間の各平面を基準にグラフを自在に回転できる。CGソフトなどで3Dモデルの裏側を見るために3Dモデルを回転させる場合と異なり、「4d_graph」で四次元グラフを回転させると、描画されたグラフが徐々に変形していくのが不思議でおもしろい。

【著作権者】S.Kawaguchi 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(00/05/17)

□まじっくぽっと
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/4020/

(小山 文彦)

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