NEWS


リモートマシンの動作状況をリアルタイムに監視する「Remote Task Manager」

1対1でWindows NT 4.0/2000マシンを監視でき、遠隔操作も可能

(00/04/14)

起動中のプログラムを一覧表示
起動中のプログラムを一覧表示
 
接続機器のドライバー情報を表示
接続機器のドライバー情報を表示
 リモートマシンの動作状況をリアルタイムに監視するソフト「Remote Task Manager」v3.0 BETA 1が公開された。LANやインターネットに接続しているリモートマシンの動作状況を詳細に知ることができる。Windows NT 4.0/2000専用の25ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Remote Task Manager」は、LANやインターネットに接続しているリモートマシンのうち、指定した1台のパソコンの動作をリアルタイムに監視するソフト。監視する側と監視される側の両方のWindows NT 4.0/2000マシンに「Remote Task Manager」をインストールし、相手のパソコンのIPアドレスやコンピューター名を指定して接続することで、互いに相手のパソコンの動作状況を詳細に表示できる。

 Windows NT 4.0/2000標準の「Windows タスク マネージャ」と同じように、リモートマシンで現在起動しているプログラムの実行ファイル名、各プログラムのCPU使用率、消費しているメモリサイズ、スレッドの数などを一覧表示する。さらに、Windowsのバックグラウンドで動作している“サービス”と呼ばれるプログラムや、接続されている機器のドライバー名、Windowsの動作状況やエラーメッセージを記録したログも一覧表示できる。リモートマシンをリアルタイムに監視しており、リモートマシンの状況によって一覧表示している情報が刻々と変化するようになっている。

 また、一覧表示されているプログラムをそれぞれ強制終了させたり、サービスを起動・停止するといった遠隔操作も可能。コマンドラインを指定して、リモートマシンでアプリケーションを起動させることができるほか、Windowsを終了・再起動させることも可能だ。なお、リモートマシンの管理者でなければ遠隔操作やセキュリティに関連した情報の表示を行えないため、他のユーザーが容易にいたずらにできない仕組みになっている。

【著作権者】SmartLine, Inc.
【ソフト種別】シェアウェア 25ドル
【バージョン】3.0 BETA 1

□「Remote Task Manager」のホームページ
http://www.ntutility.com/

(日沼 諭史)

トップページへ


Copyright(C), 1996-2000 Impress Corporation.
編集部への連絡は mado-no-mori-info@impress.co.jp まで