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江戸時代の時を刻む「鐘つき時計」v2.20

“おやつ”や“丑の刻まいり”の語源にもなった時刻表現がわかるアナクロ時計

(00/03/22)

 江戸時代に使われていた“不定時法”による時刻表示をする時計。不定時法は夜明け(明け六つ)から日暮れ(暮れ六つ)までを昼、日暮れから次の夜明けまでを夜とし、それぞれを6等分したものを一刻(いっとき)と数える。季節と緯度・経度により一刻の長さが変化する、古き良き時代の時刻表記法だ。時代劇でおなじみだが現代でも“おやつ”(お八つ)や“丑の刻まいり”といった言葉に残っている。このソフトは現在時刻を子丑寅などの十二支と不定時法で表示する時計で、毎正時に鐘をつくアニメーションと共に鐘の音で知らせる時報機能や、アラーム機能を備えている。現代の24時間制デジタル表示もあるので、古風な時計として使えるだろう。さらに今日の日の出と日没の時刻や、今日“夜五つ半”は24時間制で何時頃になるかといったことも一覧表からわかるので、テレビの時代劇を見るときなどに重宝しそうだ。

【著作権者】鈴木 広 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.20(98/08/23)

□アングらコラム(Angle-a-Column)
http://www10.cds.ne.jp/~fryhsuzk/

(ひぐち たかし)

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