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ツリー構造と図形表示でアイデアを整理するアイデアプロセッサー「iEdit」

複雑な構造のアイデアも図形で表現して容易に把握できる

(00/03/22)

「iEdit」v1.13  ツリー構造と図形表示でアイデアを整理するアイデアプロセッサー「iEdit」v1.13が、20日に公開された。思いついたアイデアなどを一つずつ項目として登録し、項目をツリー表示したり、フローチャートのように図形で表して全体を把握しながら整理することができる。Windows 95/98/NT 4.0対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「iEdit」は、いくつもの小さなアイデアなどをまとめていく作業を支援するアイデアプロセッサー。「iEdit」で管理する文書は独自のファイル形式で、「ノード」と呼ばれる項目で構成される。思いついたアイデアなどをノードとして登録し、ノードのタイトルと内容をテキスト入力したあと、ノードに別のノードを関連付ける「リンク」という操作を行って各ノードの関係を設定する。

 ノードはウィンドウ左側の「アウトラインビュー」でツリー表示して階層構造で管理でき、各ノードをウィンドウ右側上部の「ネットワークビュー」で四角形や楕円形で図形表示して、フローチャートのように図表を組み立てていく感覚でノードを整理することもできる。「アウトラインビュー」や「ネットワークビュー」で選択したノードの内容は、ウィンドウ右側下部にテキスト表示して確認・編集できる。また、リンク操作を行って関連付けたノードは「ネットワークビュー」で互いに線で結ばれて表示され、ノードの関係が一目でわかる仕組みになっている。

 「ネットワークビュー」に表示されたノードを表す図形は、登録した後でも位置や大きさ、形を変更できるほか、区別しやすいように背景色やフォントなども変更できる。次々にノードの登録と関連付けの設定を行って「ネットワークビュー」の表示が複雑になってきた場合は、「自動レイアウト」を実行することでノードの位置を自動で調整し、「ネットワークビュー」全体の表示を整理できる。膨大な資料を用いた文書を作成するときでも、資料やアイデアを分散させることなく全体を把握することができるだろう。

【著作権者】近藤 正裕 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.13(00/03/20)

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(日沼 諭史)

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