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マウス操作で漢字かな混じり文を編集できるテキストエディター「TEKITA」v1.03

漢字を学習中の児童や外国人、キーボード入力が困難な人が便利に使える

(00/03/07)

「TEKITA」v1.03  マウス操作だけで漢字かな混じり文を編集できるテキストエディター「TEKITA」v1.03が6日に公開された。小学校低学年の児童、ケガなどでキーボード入力が難しい人や、漢字が不得意な外国人などが手軽に漢字かな混じり文を編集できる。Windows 95/98/2000で動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからv1.02のプログラム本体と、v1.03へのバージョンアップ差分ファイルをダウンロードできる。

 「TEKITA」は、ソフトキーボードを使ってマウス操作だけで漢字かな混じり文を編集できるテキストエディター。ソフトキーボードでかな文字を入力していき、漢字に変換したい部分をマウスで範囲指定して「へんかん」ボタンを押すと変換候補が表示され、クリックして選択すると確定する。確定後も再度範囲指定して「へんかん」ボタンを押すことで再変換やひらがなに戻すこともできる。テキスト形式とリッチテキスト(.rtf)の2形式に対応しており、現在編集中のファイル形式によってメニューバーの下に青い線・オレンジ色の線で識別表示される。辞書ファイルは同梱されており、登録単語の追加などはテキストエディターで容易に行える。

 ソフトキーボードのボタンは“ば”や“ぱ”などの濁音・半濁音もワンクリックで入力できるように配置されており、「ひらがな」と「カタカナ」、全角英数字を入力できる「きごう」、半角英数字の「はんかく」をボタンで切り替えできる。キーボードでの入力も可能で、左手ではキーボードでローマ字入力、右手はマウス操作でソフトキーボードを使ったひらがな入力といったことも可能だ。

 ユーザーインターフェイスはとてもわかりやすく、メニューなどはすべてかな表記になっており、漢字を一切知らなくても操作が可能になっている。また、マウス操作で変換範囲を指定しにくい場合でも、選択拡張ボタン[]を使うことで、左右に一文字ずつマウス操作で選択範囲を指定することができるのも便利な機能だ。

【著作権者】Yoshiharu Himata 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.03(00/03/06)

□TEKITA.exe ソフトウェアサポートサービス
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/5590/

(山口 賢司)

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