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英語版ソフトのダイアログやメニューを日本語に変換する「LingoWare」v1.43

好みの英語版ソフトを自分で日本語化することも可能

(00/02/21)

「LingoWare」メインウィンドウ
「LingoWare」メインウィンドウ
「ICQ」を日本語化して実行中
「ICQ」を日本語化して実行中
 イスラエルのLingoComは18日、英語版アプリケーションのダイアログやメニューを日本語に変換する「LingoWare」v1.43を公開した。ダイアログやメニューに日本語訳を関連付けて、様々なアプリケーションの英語のメッセージを日本語に変換できる。Windows 98対応のフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。

 「LingoWare」は、英語版アプリケーションのダイアログやメニューを日本語に変換するソフト。ダイアログやメニューの識別名に日本語訳を関連付けて記述した「辞書ファイル」をアプリケーションごとに用意し、「LingoWare」を実行して常駐させておくことで、アプリケーションを実行した時にダイアログやメニューを日本語に変換できる。

 英語の文字列に対応する日本語の文字列を「辞書ファイル」から呼び出すようになっており、たとえばメニューの「File」という文字列に「ファイル」が関連付けられていれば、「LingoWare」を実行したときにアプリケーションの「File」メニューが「ファイル」に変換されて表示される。アプリケーションのダイアログやメニューに表示されている文字列を直接編集する機能も備えており、好みの英語版アプリケーションを少しずつ日本語化していくことも可能だ。

 「LingoWare」には、あらかじめ「LingoWare」自体と「ICQ」を日本語化する「辞書ファイル」が同梱されており、ユーザーが独自に辞書ファイルを作成しなくてもすぐに「LingoWare」の機能を試すことができる。また、英語版アプリケーションをドイツ語やヘブライ語、中国語、ロシア語などに変換できる「LingoWare」も同社のホームページからダウンロードできる。

【著作権者】LingoCom Ltd.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.43(00/02/18)

□Welcome to LingoWare
http://www.lingocom.com/japanese/

(日沼 諭史)

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